ポーランドを相手に1対0での敗戦。しかしH組グループ通過という、微妙なかたちで日本はトーナメントに進出することになりました。
試合後の西野監督のインタビューでは、苦渋の選択のようでしたね。コロンビアがセネガルに勝ちそうだ、じゃあ、このまま安全に現状維持で1点差で負けよう、そしてイエローカードは絶対にもらうな、という(ある意味)変な指示をお出しになったようで。
「戦いに負けて勝負に勝つ」みたいな感じで、監督が「不本意」と形容したのも分かります。勝ち負けさっぱりさせたい日本人の心情としては残念ですよね。どうせ世界では弱い国なんだから、全力でぶつかって戦えよという気もしないではない。
ポーランド戦、眠い試合でした。
ポジティブに考えるなら、こういう粘りがさらにステップアップするうえで重要ということでしょうか。
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同じ日の遅い時間にベルギーはイングランドを倒し、G組を1位通過。本音を言えば勝ちたくなかったベルギーのマルティネス監督は、ヤヌザイの美しいシュートを称賛しつつも、「ああ、やっちゃった」という暗〜い表情でした。
しかし、勝った選手(Bチーム)の表情は太陽のように明るく、一致団結しているようです。こういう明るいチームが優勝するんじゃないかな〜。そんな気がしますね。
なにはともあれ、月曜日の夜、私の暮すベルギーと母国の日本がサッカーで戦うという夢のような展開。
間違ってベルギーを倒してしまったら、ごめんなさい。ベルギー人にはしばらく憎まれることになるでしょうね。殺されなきゃいいけど。
by Tyltyl 29.jun.2018