オードリー・ヘップバーン生誕地

オードリー・ヘップバーン生誕地

「ベルギー生まれであることが意外な人」なんてコンテストで優勝しそうなのが女優オードリー・ヘップバーン。イクセル地区には生家に記念プレートがあります。

*** Rue Keyenveld 48, 1050 Ixelles ***

CERCLE D'HISTOIRE LOCALE D'IXELLES
ICI
NAQUIT
LE 4 MAI 1929
LA COMEDIENNE
AUDREY HEPBURN

イクセル地区歴史サークル
女優オードリー・ヘップバーンは1929年5月4日にここで生まれた

***

オードリーはオランダ人の母とイギリス人の父の間に、1929年5月4日にイクセル地区で生まれました。

銀行員であった父の仕事の関係で、イギリス、オランダ、ベルギーで幼少期を過ごし、5ヶ国語を操るようになります。

彼女はバレエを習い非常に才能があるものの、身長が高すぎる(170センチ)のでバレエのキャリアは断念して、モデルや女優として活動をはじめました。端役を重ねてついに仏映画『モンテカルロへ行こう』で主役デビュー。これがヒットして『ローマの休日』などハリウッドの活躍につながり、大女優に成長していきます。

私生活では、1965年からスイスに自宅を構え、仕事場であるハリウッドとは一線を引きました。また、慈善事業にも積極的に貢献し、特にユニセフの活動に深く関わっています。アフリカ、南米の貧しい国を数多く巡り、支援しました。そして、1993年に虫垂ガンという珍しいガンが原因で、63歳の若さでなくなりました。

建物内部の見学はできませんが、近くを通りかかったら、ぜひプレートを確認してみてください。

 

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