新着記事 Actualité Nieuws
ブルスの地下に白雪姫の遺体が?
グリム童話やディズニー映画などでおなじみの『白雪姫』。その主人公のモデルとして有力視されている伯爵令嬢の遺体が、ブリュッセルの旧証券取引所、ブルスの地下に埋葬されている可能性が高まっている。
白雪姫のモデル、 マルガレータの人生
今回の主役はマルガレータ・フォン・ヴァルデック(1533-1554)。現在のドイツ中部、ヘッセン大公国に領地を所有していた父のヴァルデック伯爵は、銅山をいくつか経営す...
ベルギー人は職の安定を望む傾向が強い?
欧州10ヵ国で実施されたアンケート調査によると、ベルギー人は72%が「現在の仕事を変えたくない」、20%が「積極的ではないが、転職に対してオープンな姿勢」、8%が「積極的に転職活動をしている」と回答した。
他国では転職希望の割合はより高い。ポーランド21%、イタリア、アイルランド16%、スペイン、スイス15%、スウェーデン、ノルウェー14%。
調査を分析した専門家によると、ベルギー人は職の安定...
ブリュッセルで日本食PRイベント
東日本大震災から13年となる3月11日、ブリュッセルのホテルの会場にて、欧州連合日本政府代表部が主宰し、日本食をPRするイベントが開催された。
本会に先立ちJETROによる北海道産ホタテの説明と日欧の著名シェフによる料理の実演もメディア向けに行われた。
昨年8月に中国が日本の水産物の輸入を停止したことで、輸出の半分を中国に頼ってきたホタテガイは特に影響を受けている品目である。
三上大使の乾杯...
極右政党の若手議員に1年の懲役判決
極右政党フラームス・ベラングの元議員ドリース・ファンランゲホーヴェ氏に1年間の刑務所懲役の判決が下った。
このゲント軽罪裁判所の決定を不服として元議員は控訴する構えを見せている。
発端は若者中心の極右団体Schild&Vrienden(盾と友)のリーダーであったファンランゲホーヴェ氏が、ネットのフォーラムで人種差別的、ユダヤ人蔑視のメッセージを仲間と交信しているという2018年のテレビ...
教皇フランシスコが9月にベルギー訪問か
第266代ローマ教皇フランシスコがブリュッセルのクーケルベルク大聖堂の訪問を予定している。
同聖堂のマルティーヌ・モトゥー・アベロース事務局長は、正確な日程は未定ながら、9月後半の週末になるはずだと述べた。
また、「健康状態が許せば」という条件付きである。
昨年12月、バチカンはルーヴェン・カトリック大学の創立600周年を記念し2024年に教皇がベルギーを来訪する計画であると発表していた。
...
アマゾンの紛失物を量り売りする店
イクセルとワーブルにある「Pile ou Face」という店では、アマゾンの紛失荷物を包装されたまま1キロ16ユーロで販売している。
店舗に並ぶ小包は、紛失、住所誤記や判読不能などで配達不能だが、かといって倉庫への返送に費用がかかりすぎる「訳あり品」である。
創設者アルノー・ユゼルスタム氏によれば、ベルギーでは初めての試みだという。荷物の60%は衣類だが、携帯電話や高価な掘り出し物を期待した客...
アントワープ港が麻薬密輸の抜け穴
2023年10月にアントワープ港で押収されたコカインが23トンにも上ったことが判明した。2022年の1年間が110トンだったことを踏まえると、驚異的な数字と言えるだろう。アントワープ港でのコカインの押収量はこの5年間で約2倍に膨れ上がっているそうだ。
背景には、コカインが南米からヨーロッパへ不正に輸入される際の主要な入り口が、いまだにアントワープ港のみであることが挙げられる。
税関や警察も警戒...
ブリュッセルでごみの仕分けの規制強化
ブリュッセル清掃局は、ごみ出しの時間とごみの分別に関する規制を強化する。
今年5月にごみ出しについての規定の改革を行ったにもかからず、現実にはそれを遵守していない人が散見されるからだ。
多くの住民が新規則を守っていることを称賛したうえで、同局は違反者に対しては調書が作成され、最高600ユーロの罰金の支払いが求められるようになると発表した。
また、同時に各コミューンを訪問し、それぞれの地区での...
パレスチナ支援の大規模デモ行進がブリュッセルで開催される
11月11日午後、ブリュッセル北駅から中心街を抜けてミディ駅まで、パレスチナ支援者たちのデモ行進が行われた。参加者は警察発表で21.000人という大規模なものになった。主催者のベルギー・パレスチナ協会は45.000人近くが参加したと主張した。
この日、欧州の大都市では同様のデモ行進が開催された。ガザ市民に集団制裁を否応なく課すイスラエル政府に対して抗議の声が上がった。
反イスラエル政府とユダヤ...