- 1. ミチルのブリュッセルの街をお散歩編「ブルンジの赤い指輪」
- (コラム)
- コンゴがベルギーの植民地であったことは周知の事実だが、他にベルギーの植民地であった国はどこか、すべての国名をスラスラと挙げることができる人はそう多くないのではないだろうか。 ある晴れた土曜日の午後、ブリュッセルのダンサール地区でウインドウショッピングをしているとき、アフリカの工芸品を扱っているアンテナショップのウインドウの前で足を止めた。 とても大きな赤い石のついた指輪が飾ってある。以前から気になっていたお店なのだが、まだ一度も買い物をしたことがない。可愛らしいアフリカ・モチーフの刺繍がされたテーブルクロスなども飾ってあり、入ってみることにした。 ...
- 作成日 2020年07月23日
- 2. チルチルのひとりごと 国際女性デー
- (コラム)
- ... このバスがどこに向かうか、女性運転手が無線越しに議論していると、男性警察官がやってきて、こんな場所にずっと停車していては困ると告げた。運転手は、その警官をていよくあしらい、私を含めて入口でぐずぐずしている乗客難民に、乗車するように促した。どうやらルイーズ通りを経由して中心街まで行ってくれそうだ。 一緒に乗り込んだ乗客のなかに、2人の黒人の女性がいた。「トローン駅まで行きたい」と言っていたので、おそらくコンゴ系なのだろう。その近くにはアフリカ系の街がある。犬を連れて、楽しそうにおしゃべりしている。 ...
- 作成日 2019年03月15日
- 3. アントワープ中央駅の光と影
- (アントワープ)
- ... de la Censerie)。鉄とガラスで作られた駅舎はクレモン・ファン・ボガート(Clément van Bogaert)だった。高架橋はアントワープで活躍したオランダ生まれのヤン・ファン・アスペーレン(Jan van Asperen)の作品である。 アントワープ駅が作られた時期はアフリカの植民地コンゴの経営がようやく成功し、レオポルド2世に莫大な富が転がり込んできたタイミングである。成功の秘訣は天然ゴムだった。当時、自動車のタイヤを作るためにゴムの需要が急騰していた。原材料のゴムの木が、コンゴの密林のなかに多く自生していたのが幸いした。他の列強各国も熱帯地方にある植民地で大規模なプランテーションを構築しようと動いたが、ゴムの木が成長するまで何年も時間がかかる。その間にレオポルド2世はゴム市場で大もうけができたわけだ。 ...
- 作成日 2016年08月04日
- 4. ラーケン王宮温室
- (イベント)
- ... 春のこの時期は、多くの花が満開のベストシーズンです。ベルギーのかつての植民地だったコンゴなどアフリカ、日本や中国からもたらされた珍しい植物をたくさん見ることができます。広大な敷地(2.5ヘクタール)ですが、変化に富む展開で楽しませてくれるので、この時期にブリュッセルにいる方は、ぜひ訪れてみてください。 入退場:Avenue du Parc Royal à 1020 Bruxelles. ...
- 作成日 2021年05月05日
- 5. ワロニー・ブリュッセル オンライン映画祭 2020
- (イベント)
- ... portrait d’une directrice de prison, Eve Duchemin ●L'homme qui répare les femmes(邦題:女を修理する男),Thierry Michel(性的暴力をうけた女性を救うコンゴの医師。ノーベル賞の受賞者) 【短編】 ●Dernière porte au Sud, Sacha Feiner(シュールな人形劇。日本語字幕付き!) ...
- 作成日 2020年10月01日
- 6. ラーケン王宮温室2018年特別公開
- (イベント)
- ... 春のこの時期は、多くの花が満開のベストシーズンです。ベルギーのかつての植民地だったコンゴなどアフリカ、日本や中国からもたらされた珍しい植物をたくさん見ることができます。広大な敷地(2.5ヘクタール)ですが、変化に富む展開で楽しませてくれるので、この時期にブリュッセルにいる方は、ぜひ訪れてみてください。 ◆2018年の公開スケジュール(情報源:ベルギー王室) 入退場:Avenue du ...
- 作成日 2015年04月26日