- 1. フィッシュ・ア・ゴーゴー Fish a'gog
- (アントワープ)
- アントワープ観光でちょっと小腹が空いたなというときに便利で美味しい海鮮スナック料理店をご紹介。 場所はアントワープ観光のど真ん中。大聖堂と市庁舎の間の小道にある。小さくて気軽な店構えながら、大聖堂の威容をどどーんと眺めながら、カリッと揚がった海の幸をカジュアルにほおばれるという楽しさ。 特に、青い鳥のチルチルの大好物「タラの唐揚げ」ことkibling van kabeljauwが秀逸です。このキブリングというのは、オランダの路上でよく売られているのだが、ベルギーに入るとあまり見かけない。アントワープで出会うとは。 ...
- 作成日 2017年07月21日
- 2. MAS博物館 MAS Museum aan de Stroom
- (アントワープ)
- アントワープが接するスヘルデ川、北海につながる港湾など、海運の歴史をテーマにした博物館。かつてヘット・ステーン海洋博物館の展示物も受け継いでいる。アントワープの街を見下ろす絶景パノラマ・ビューポイントでもある。 アントワープ港の過去、現在、未来 中世フランダース地方の主要な貿易港はブリュージュであったが、15世紀以降、ズウィン湾に土砂が堆積し、大型船の運行が困難になってくる。 16世紀になると、アントワープが欧州の海運貿易の大拠点の地位をブリュージュから奪い未曾有の繁栄を誇るようになる。毛織物、香辛料、銀などが、国際的な貿易商の活躍で取引された。 ...
- 作成日 2017年07月05日
- 3. ミデルヘイム野外彫刻美術館 Middelheim Museum
- (アントワープ)
- アントワープ郊外にある野外彫刻の美術館。開放的な公園に巨匠ロダンをはじめ、ベルギー作家から国際的作家まで、215作品が野外に展示されている。天気のいい日にリラックスするには最適。 有名作家の作品ハイライト 住所 Middelheimlaan 61, 2020 Antwerpen 車の場合 Beukenlaanに無料駐車場あり(徒歩300M) アントワープ中央駅から公共交通機関 ...
- 作成日 2017年07月04日
- 4. ヘット・ステーン Het Steen
- (アントワープ)
- アントワープ最古の建造物。日本語で「ステーン城」と訳されることもあるが貴族の館であったことはなく、むしろ防御機能をもった「要塞」として使われてきた。長年、海洋博物館だったが、現在は街のイベントスペース。 石造りの要塞 9世紀、スヘルデ川沿いのDe Werf(造船所・木場の意味)という場所の近くに、土を盛って作られた要塞が起源である。 12世紀終わりから13世紀初頭にかけて、石造りの要塞がここに建設され、ヘット・ステーンは3つあった門塔のうちのひとつ。ちなみにヘット・ステーンは「石」の意味(蘭:Het ...
- 作成日 2017年07月04日
- 5. 聖カルロス・ボロメウス教会 Sint Carolus Borromeuskerk
- (アントワープ)
- アントワープの中心部に位置するバロック様式の教会。ルーベンスが装飾に関わった豪華なファサードの中心には「IHS」とあるが、これはラテン語でIesus Hominum Salvator (救いの人イエス)の意味。コンサートが頻繁に開かれている。 ルーベンスが腕をふるったバロック様式の教会 美しいバロック様式の建物は、1615年から21年の6年間で建設された。設計は神父たち自身の設計によるものだが、本場イタリアのバロック建築を知るルーベンスも装飾に深く関わった。教会の正面ファサード、塔、主祭壇、天井ストゥッコ、聖母チャペル(Houtqppel)など。 ...
- 作成日 2017年07月04日
- 6. 聖ヤコブ教会 Sint-Jacobskerk
- (アントワープ)
- 巨匠画家ルーベンスが眠る教会。ルーベンス邸から歩いて5分の場所にある。ゴシック様式の荘厳な建物の中にはルーベンスとその同時代の画家の絵が飾られている。17、18世紀をそのまま伝える貴重な教会調度品もじっくり味わいたい。 保存状態のよいローマ・カトリック教会 起源は14世紀初頭にさかのぼる。聖ヤコブの遺骸を納めたスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ教会へ行く途中の巡礼立ち寄り所として、街の城壁の外に作られた簡素な小屋だった。 ...
- 作成日 2017年07月04日
- 7. 聖パウルス教会 Sint Pauluskerk
- (アントワープ)
- 街の中心部に近い。壮麗な建築と内部装飾。ルーベンス、ヴァン・ダイク、ヨルダーンスなどアントワープ出身画家の絵画に、200体以上彫刻作品がある。脇の庭に、キリストの受難ゴルゴタの丘行きをテーマにしたモニュメントがあり興味深い。 壮麗な教会 聖パウルス教会はもともとドミニコ会の修道院の一部であった。1571年に完成したが1679年に火事で燃え、新しく尖塔が加えられて再建された。基本はゴシック建築ながらバロックの要素が入ったファサードと尖塔、そして内部の白と黒の大理石が印象的である。 ...
- 作成日 2017年07月04日
- 8. 肉屋のギルドハウス(楽器博物館) Museum Vleeshuis
- (アントワープ)
- 楽器というと、肉屋に一番なさそうなものである。アントワープの肉屋のギルドハウスでは、600年前から近世に至るまでの、劇場や舞踏会さらには街角で使われてきた楽器の数々を「Sounds of the City」(地下の常設展示)で披露している。もちろん実際の音も聴くことができる。楽器を演奏する人は楽しめる見学スポット。 16世紀の面影を残すギルドハウス この場所にある肉屋ギルドの歴史は古い。1250年にブラバント公により建て替えが依頼され、市の予算で建物が作られた。おそらく屠殺場として機能し、食肉産業の管理も行われたと考えられている。16世紀初頭に、ブラバント公は2倍の大きさに建て替えする許可を出す。このときは肉屋ギルドが全額負担し、肉屋およびギルドホールとして使われることになる。地上階の奥には「ギルド・チャペル」まで設置された。現代の私たちが目にしている建物は、この16世紀初頭の面影をしっかり残したものである。 ...
- 作成日 2017年07月03日
- 9. ルーベンスの家 Rubenshuis
- (アントワープ)
- この豪華な邸宅は、画家ルーベンスが生活した家であり、優秀な弟子たちと一緒に工房を築きながら数多くの傑作を生み出したアトリエでもある。1640年に死去するまで、ルーベンスは家族や友人に囲まれ、顧客である貴族や富豪、知識人らを招き、この家で充実した人生を過ごした。 現在はルーベンス自身と同時代の画家の名作を収めた美術館として、アントワープ観光の人気スポットとなっている。 画家の邸宅 宮廷画家として雇用を確保し、アントワープの有力者の娘イザベル・ブラントと結婚した翌年、1610年に若きルーベンスは自邸のための家と土地を購入する。価格は8960ギルダーと自身の手による絵画作品1枚。 ...
- 作成日 2017年07月02日
- 10. アントワープ中央駅の光と影
- (アントワープ)
- アントワープ観光は、駅に降り立った瞬間に一つのクライマックスを迎える。「世界で最も美しい駅ランキング」の常連であるアントワープ中央駅の豪華絢爛な駅舎が旅人を華やかに歓迎してくれるからだ。 世界で最初に鉄道を敷設して蒸気機関車を走らせたのは産業革命に成功したイギリス(1825年)だが、ヨーロッパ大陸での「初」はフランスでもドイツでもなくベルギー(1835年)であることは、ベルギー人のささやかな自慢の一つである。 ...
- 作成日 2016年08月04日