ゲント美術館 Museum voor Schone Kunsten

ゲントのシテーデル公園の一画に建つこの美術館では、中世末期から近代までのベルギー美術の名品を堪能することが出来ます。

ギリシア神殿を彷彿とさせる堂々とした門構えは、まさに美の宮殿と形容するにふさわしく、ヒエロニムス・ボッシュの《十字架を担うキリスト》をはじめ、アントニー・ヴァン・ダイク、フェルナン・クノップフ、ジェームズ・アンソールの傑作も所蔵されています。

また、初めて美術館を訪れた方は、日本を代表する洋画家・児島虎次郎の《自画像》が展示されていることに驚くかもしれません。彼は1909年から3年間、ゲント美術アカデミーで学んだのです。

なお、現在《ゲントの祭壇画》(シント・バーフ大聖堂)の修復作業が美術館の一室を利用して実施されており、ガラス越しに修復中のパネルを見ることが出来ます(同室内では写真撮影禁止。修復作業は2017年に終了予定)。《ゲントの祭壇画》の全パネルを鑑賞したい方は、大聖堂とともにゲント美術館を訪れることもお忘れなく。(文・杉山美耶子jan.2015)

 

開館時間:火曜日―日曜日 10時―18時

閉館日:月曜日、12月25日、12月26日、1月1日、1月2日

料金:大人・8ユーロ、19―25歳・2ユーロ、18歳以下・無料

住所:Fernand Scribedreef 1, Citedelpark, 9000 Ghent, Belgium

+032 9 240 0700

http://mskgent.be/nl

text & photo: Miyako Sugiyama 2015 all rights reserved