グルートゥーズ博物館 Gruuthusemuseum

レース、金銀細工、家具、陶器ほか古い日用品を展示した博物館。15世紀から19世紀の生活の様子が分かります。グルートゥーズ侯爵家の館が改装して使われています。(現在、改装工事中でクローズ)

この博物館の前身はフェリックス・ドープ Felix d'Hoop が1865年に設立した考古学協会。フランダースとブリュージュの過去の豊かな生活を表すものを収集していましたが、1876年にブリュージュ市がグルートゥーズ邸を購入し、建築家ルイ・ドゥランカンスリー Louis Delancanserie が全面改修をすることで、展示の場を得たというわけです。

グルートゥーズ家は、1200年にフランダース伯ボードワン9世からフルート Gruit の独占販売権を与えられた家系です。これはホップ hop が登場する前に、ビールの苦みや風味をつけるためにブレンドされた香草でした。

この豪勢な館の歴代の主のなかで最も特筆すべきはルイ・ド・グルートゥーズ侯爵(仏 Louis de Gruuthuse 蘭 Lodewijk van Gruuthuse)です。彼はブルゴーニュ公国が創設した誉れ高い「金羊毛騎士団」のメンバーであり、彼が倉庫だった建物を大幅に改築して美しい邸宅とし、南側に新たにチャペルを設けました。それによって聖母教会とつながることになります。

1596年、スペイン国王フェリペ4世がこの建物を買い、当時のチャリティー団体であった「憐れみの山 Monte di Pietà」に寄贈したという歴史があります。

この博物館を訪れる方は、ブリュージュの裕福な貴族がどのような生活をしていたのか、かいま見ることができます。特に注目したいのは「名誉の間 Erezaal」。由緒あるタペストリーと豪華に飾り付けられた暖炉、天井の梁の装飾が見事です。

 

【2018年まで改装中

Dijver 17,
8000 Brugge

観光局サイト

https://bezoekers.brugge.be/en/gruuthusemuseum