元ノルウェー首相ストロテンベルグ氏がNATO 北大西洋条約機構の新事務総長に就任

2014年10月1日に、元ノルウェー首相イェンス・ストロテンベルグ氏がNATO 北大西洋条約機構の新事務総長に就任した。

イェンス・ストルテンベルグ Jens Stoltenberg 氏は、1959年ノルウェー・オスロ生まれの現在55歳。オスロ大学卒、ノルウェー労働党所属で2000年から2001年、2005年から2013年まで首相を務めた経験を二度持つ。特筆すべきは、2010年にロシアに対して行われていたバレンツ海と北極海の領海紛争をまとめて合意形成させたこと。

ストルテンベルグ氏は、1日に行われた記者会見で、国際的な懸案となっているロシア・クリミア領土問題、イスラム過激派問題などについて質問に応じた。28カ国が加盟する政治・軍事的な組織の代表として、まずはバランスのとれた発言を繰り返したといえる。国境を接するロシアを相手にした経験が豊富なノルウェー出身の政治家として、特に対ロシアの交渉に今後の期待がかかっている。

 

タクシー・ドライバーに扮して一般市民と交流するストルテンベルグ氏(2013年のキャンペーン時)

【北太平洋条約機構】

第5条:締約国は、ヨーロッパ又は北アメリカにおける一又は二以上の締約国に対する武力攻撃を全締約国に対する攻撃とみなすことに同意する。したがつて、締約国は、そのような武力攻撃が行われたときは、各締約国が、国際連合憲章第五十一条の規定によつて認められている個別的又は集団的自衛権を行使して、北大西洋地域の安全を回復し及び維持するためにその必要と認める行動(兵力の使用を含む。)を個別的に及び他の締約国と共同して直ちに執ることにより、その攻撃を受けた締約国を援助することに同意する。

前記の武力攻撃及びその結果として執つたすべての措置は、直ちに安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執つたときは、終止しなければならない。

 

ソース:NATO 記者会見(英語)

http://www.nato.int/cps/en/natohq/opinions_113488.htm?selectedLocale=en

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