欧州委員会の人事発表。ユンカー新コミッションは女性進出の象徴となるか?

欧州委員会の新委員長であるジャン=クロード・ユンカーが、欧州の大臣職にあたる27人のコミッショナーのポストを発表した。

第一副委員長のフランス・ティマーマンス Frans Timmermans 氏(オランダ)以下、7人いる副委員長のなかで3人が女性という構成。平均年齢も1歳ほど若返りを見せた。なかでも最年少41歳のイタリア人女性政治家フェデリカ・モゲリーニ Federica Mogherini 氏は副委員長、外交安全保障上級代表という要職をまかされた。

【写真左からフェデリカ・モゲリーニ(伊)、マリアンヌ・ティッセン(白)、マガリテ・ヴェスタヤー(丁)】

ベルギーから送り込まれたマリアンヌ・ティッセン Marianne Thyssen 氏は雇用・社会問題・技能・労働モビリティーのコミッショナー職に就任した。また、競争法のポストは日本企業の欧州での活動にも影響があるため人事に関心があつまったが、デンマークのマガリテ・ヴェスタヤー Margrethe Vestager 氏が就任した。

 

ユンカー氏の記者会見から抜粋

「かつてない経済危機を抱えたこの時期に、ヨーロッパ市民は我々に大きな期待を寄せています。経済がうまくいくように、雇用を安定させ、社会保障を守り、国境紛争をおさめ、さらにはエネルギー安全保障やITによる機会創出について、我々は努力をしなければなりません。新しい欧州委員会はその道筋を作るのが仕事です。機能が第一で形式は二の次です。我々は柔軟に変化していかなけれなりませんし、その姿勢を見せていかなければなりません。本日皆様にご紹介するのは、政治的、ダイナミックかつ効率的な新しい欧州委員会です。ここに27人のプレーヤーを舞台に送り込みます。それぞれが特別な任務を負っています。これが私の勝つチームです。」

欧州委員会ニュース(英語)

http://ec.europa.eu/news/eu_explained/140910_fr.htm

プレスリリース(英語)

http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-984_en.htm