SIMカードのチップ生産メーカーにカルテル違反で制裁金

欧州委員会は9月3日、携帯電話のSIMカードに使われる「スマート・カード・チップ」のメーカーを競争法違反で制裁を課すことを発表した。インフィネオン、フィリップス、サムソン、ルネサス(当時:日立製作所と三菱電機の共同出資会社)が対象。

欧州委員会の副委員長・競争担当委員のホアキン・アルムニア Joaquín Almunia 氏(写真上)が記者会見で発表した。

具体的には、市場で通常の競争をせずに、お互いに申し合わせて販売や価格、生産量、将来の市場での動きを調整していた模様。2003年9月から2005年9月の間にこの共謀が行われていた。

この件は、欧州経済圏(EEA)内におけるカルテル形成による制裁であり、欧州委員会はメーカーに対して約1億3800万ユーロの支払いを命じた。ルネサスはカルテルの存在を欧州委員会に最初に報告し、調査に全面協力したため、制裁金の支払いを免れた。サムソンも調査に協力したため30%の減免を受けた。

 

プレスリリース

http://europa.eu/rapid/press-release_IP-14-960_en.htm?locale=en

記者会見要旨

http://europa.eu/rapid/press-release_STATEMENT-14-268_en.htm?locale=en

photo: © European Union, 2014