サミュソーシャル・スキャンダル

サミュソーシャル Samusocial からの給与スキャンダルをめぐり、ブリュッセル区長のイヴァン・マイヤー Yvan Mayeur が辞任した。

サミュソーシャルは、ホームレス支援を行っている非営利団体(ASBL)で、 その予算は98%が公的な支援で成り立っている。マイヤー氏はこの団体の創設者で2014年まで代表だった。

RTBFの調査によると、マイヤー区長は理事の一人としてサミュソーシャルから2016年に1万6800ユーロ、2015年は1万8900ユーロを給料として受け取り、それに加えて会議への参加に対して1回あたり140ユーロを受け取っていた。会議は年間100回ほど開催されたため、1万4000ユーロになる。

ブリュッセル区長というフルタイムの要職にありながら、会議に本当に参加できたのか、ホームレス支援という活動に実際にどれほど貢献できているのか、疑問視する声が野党の議員らだけでなく所属の社会党(PS)からも上がっている。

同様の給与を受け取っていたマイヤー氏の後任代表のパスカル・ペレタ Pascale Peraïta(PS)は、批判の高まりを受けてサミュソーシャルの代表を辞任している。

ブリュッセル議会では、このスキャンダルについて調査委員会が設置される方向性で動いており、マイヤー氏は説明を要求されることになる。

8.jun.2017