連邦政府・組閣

N-VAの党首バート・ド・ウェーヴァーは、国王フィリップにインフォーマターinformateur(連邦政府組閣の調整役)を任じられ、6月3日までに組閣の話し合いの報告書を提出する予定だったが、さらに1週間、期間を延長することが決まった。4.jun.2014

ド・ウェーヴァーは、フランダースの政党、つまりキリスト教民主フラームスCD&Vフラームス自由民主Open VLDとは概ね合意に達したと見られているが、ワロン地方の各政党との折衝により時間が必要なようだ。

フランダースの自治権強化に意欲的なN-VAは、社会保障などの分野で連邦制のつながりを維持したい現連立政府のトップ・社会党PS(エリオ・ディ・ルポ首相)を排除したかたちでの連合を探っている。

フランス語政権の改革運動MRや、民主人道主義中道派CDHとの連携はイデオロギー的に難しいものの、ド・ウェーヴァーの交渉は続いている。

 

【続報】フラームス自由民主Open VLDは現時点で組閣交渉に加わらない模様。そして、ワロン、ブリュッセル地域政府のレベルでcdHはPSと連立交渉を開始したため、残されたのはMRとの連立の可能性か。5,6.jun.2014

【続報】CD&Vのクリス・ペーテルスがMRとCDHに連邦政府への参加を呼びかけている。CD&VとMRはイデオロギー的には相容れないが、連邦レベルでの大臣ポストを維持したいMRはN-VAとCD&Vの中道右派政権への参入に興味をもっている。MR内部ではイデオロギー的に親和性があるOpen VLDと一緒ならば参加したいという声もあがっている模様。6.jun.2014

【続報】N-VA党首バード・ド・ウェーヴァーはフィリップ国王にレポートを提出。インフォーマターの任務を6月17日まで再延期することが決定された。N-VA、CD&V、CDH、Open VLD、MRと連合で、中道右派政権の形成を摸索しているようだ。保守キリスト教系政党とリベラル政党の相乗りにつき、政策の一致と大臣ポストの配分などで駆け引きが続いている模様。10.jun.2014