- 1. Home
- 作成日 2018年02月09日
- 2. no.26 ヨーロッパ・ワインの旅ボルドー編
- (礼拝メッセージ / 青い鳥ポッドキャスト)
- ベルギーからワインの産地は近い ・近場シャンパーニュ(泡)、ブルゴーニュ(赤)、モーゼル(ドイツ白)など。 ・メドック・マラソン http://www.marathondumedoc.com/ ・前泊でサンテミリオン地区をレンタカーで回る ・メドックとサンテミリオンの違い ・ブリュッセルからボルドーまで直行便あり ・サンテミリオンの高級畑 ・編集長の旅行記2017リンク https://www.aoitori.be/travel/diary/bordeaux-2017.html ...
- 作成日 2018年08月08日
- 3. no.4 ブリュッセル観光・後編、ブリュッセル王宮、ベルギー王立美術館、ビアカフェ
- (礼拝メッセージ / 青い鳥ポッドキャスト)
- 【ブリュッセル観光・後編】 ・王宮の旗の秘密 ・古典美術館のガイドブック ・世紀末美術館 ・楽器博物館 【ビア・カフェ】 ・Moeder Lambic ・Delirium Cafe インスピレーション出版 http://www.inspiration-publishing.com/ 青い鳥サイト http://www.aoitori.be/
- 作成日 2018年01月24日
- 4. no.2 ブリュッセル観光・前編、大野和士インタビュー「メシアン作曲トゥーランガリラ交響曲」
- (礼拝メッセージ / 青い鳥ポッドキャスト)
- 【ブリュッセル観光・前編】 ・世界一美しい広場グランプラス ・ベルギービール ・小便小僧 ・小便少女 ・デリリウムカフェ ・小便犬 ・セルクラースの像 ・ダンドワでワッフル(ブリュッセルとリエージュ) ・シェ・レオンでムール貝 【イベント紹介】 ・ヨーロピアン・モーターショー ・ジャンゴフォリー 【大野和士インタビュー】 ・メシアン作曲トゥーランガリラ交響曲 青い鳥サイト http://www.aoitori.be/ ...
- 作成日 2018年01月12日
- 5. チョコ・ストーリー Choco Story Brussels 観光地ど真ん中のチョコレート博物館
- (ブリュッセル)
- 皆さんは、小便小僧の近くにある、カカオとチョコレートの博物館に足を踏み入れたことはありますか? この博物館の通常ツアーには、オーディオガイド(仏蘭英西独伊中露)、プラリネ制作のデモンストレーション、チョコレートのテイスティングが含まれています。 この博物館では、チョコレートの歴史、生産、文化を肌で感じることができます。 一番最初に通るのが、5000年ほど前にカカオ豆が消費されていたとされるマヤの寺院。ブリュッセルの通りの雑踏から、突然タイムトリップする感じがします。貴重な薬として大切に扱われていたカカオに関連する考古学的アイテムがたくさんあります。 ...
- 作成日 2020年07月23日
- 6. ブルスの地下に白雪姫の遺体が?
- (ベルギー)
- ... 新古典主義の様式の壮麗な建造物は、19世紀に建てられたものの中で最も多くの装飾が施されているとも言われ、「宮殿(Palais)」の異名も持つ。 証券所がサン・ミシェル大聖堂付近に移動してからは、展覧会やコンサートの会場へと機能を変えた。さらに2023年9月からはビール博物館(musée de la bière)として観光スポットに生まれ変わった。 ブリュッセル中心部の元証券取引所「ブルス」は内部の大規模改修が終わり、周囲の舗道を整備している。 ...
- 作成日 2024年04月08日
- 7. ETIAS(エティアス)欧州渡航情報認証制度がベルギー旅行に必要
- (旅の基本)
- ... 朗報なのは、いったんETIASを取得すれば、有効期限3年間の間は、シェンゲン圏すべての国でその渡航認証が使えます。これ以外の書類や国境での審査がなくなるので、国から国へのスムーズな移動が可能になります。 ベルギーは比較的小さな国です。車で2、3時間も走るとすぐに隣国の国境にたどり着きます。ブリュッセルからパリ、アムステルダム、デュッセルドルフなど、観光やビジネスで移動する際、安全かつ時間のロスもなく旅することができるため快適です。 ...
- 作成日 2022年01月31日
- 8. 広告募集中
- (広告)
- ... 特徴 創立 ▶サイトは2014年5月公開、雑誌は2021年1月に創刊 主なコンテンツ ▶特集インタビュー ▶ベルギー観光 ▶イベント情報 ▶グルメ情報 ▶文化コラム ▶四コママンガなど 読者層 ▶ベルギー在住者・旅行者・ベルギーに関心のある日本人、日本に興味のあるベルギー人 特徴 ▶クオリティーは一目瞭然。読者を引き込む写真と文章 ▶ベルギー現地でしか得られない濃い情報 ...
- 作成日 2020年12月30日
- 9. ミチルのひとりごと WELCOME to BELGIUM!
- (コラム)
- ... 配達の受け渡しを、見るとはなしに見ていると、私の視線を感じたのだろうか、配達が終わり、自転車に再度またがったデリバリーの青年が、私の方を向いてこう叫んだ。 「ハーイ! WELCOME to BELGIUM!」 それは、本当に突然で、彼はすぐに自転車で走り去ってしまったので、ミチルはとっさにありがとうと返すこともできなかったが、温かく心にしみる出来事であった。 なぜこの一言に、そんなにまで感動したのか。きっと彼の目には私がアジアからやって来た観光客に見えたのだろうと思うが、コロナ・ウイルスが問題になっているこの時期、外国からの観光客なんて、まったく歓迎されていない状況にもかかわらず、彼が気持ちの余裕を持って「ベルギーにようこそ」と言ってくれたことが、とても嬉しかったのだと思う。 ...
- 作成日 2020年05月29日
- 10. マヨルカ紀行 2019
- (旅行記)
- 編集長のスペイン・マヨルカ島への旅(2019年夏)の様子を、紀行エッセイとして発表。長いので3ページに区切りました。 その1 【マヨルカの綾波】 「このキャラクターを知っているかい?」 興奮したお兄さんが上気した顔でシャツをまくりあげると、そこには綾波レイがいた。彼は自分の二の腕に、エヴァンゲリオンの綾波レイがプラグスーツに身を包んだ姿をタトゥーにして彫り込んでいた。 ベルギーのシャルルロワ空港からスペインのマヨルカに夜遅い便で飛び、到着後のレンタカーのサービスカウンターで思わぬ出会いがあった。これからバカンスをマヨルカで過ごす大勢の観光客が、レンタカーを借りる手続をしている。その事務所では、多くのスタッフが働いているが、番号札を取って順番を待ち、対応してくれたお兄さんが偶然、日本製アニメの大ファン。どういう運命の悪戯か。 ...
- 作成日 2019年10月01日
- 11. 手仕事が美味を生む「北海のグレーの小えび」 Crevettes Grises / Grijze Garnalen
- (食材)
- ... もし自分で獲ってみたければ、引き潮が止まった静かな頃で満ち潮が始まる直前を狙い、波打ち際に沿って、網を引きながら海岸を歩けば簡単に獲れる。 (*)実演の時間と日程は、潮の引く時間によって変わるので、Koksijde-Oostduinkerke地方の観光案内を参照。 グレーの小エビ アボカド詰め。アボカドの中には驚くほどたくさんの小エビが詰めてある。 料理方法 小エビの代表的な料理はトマト詰め(Tomate ...
- 作成日 2019年06月12日
- 12. チルチルのひとりごと ボニファス地区の魅力
- (コラム)
- 久しぶりにボニファス地区(Saint Boniface)を歩いてみました。観光客はあまり行かないであろうこの特殊な界隈は、アールヌーヴォー建築の宝庫です。歩いてまわれる範囲に、かなり味の濃いスグラフィッティ(壁画)や、曲線を描く鉄のフレーム、個性の強いドア、ブルーストーンの外壁など、ヌーヴォー・ファンなら目を輝かせるデザインが次々に現れます。 不思議と魅力的なこの地区は、飲食産業も盛んです。新しいラーメン店「こくラーメン」と老舗「やまとラーメン」がしのぎを削り、なんちゃって日本食のLittle ...
- 作成日 2019年03月29日
- 13. 『畏れ慄いて』アメリー・ノートン著
- (文学)
- ... 決められた時間しか働かない労働者を、いかに上手に使って高い利益を生むようにするか、そこが経営者の手腕の見せ所である。無意味な仕事をさせるのは人件費の無駄遣いでしかない。ホワイトカラーの彼らは高いレベルの教育を受けており、結果を出すことを常に求められるエリートたちである。 産業全体も、高利益を生むビジネスに転換していくような構造になっている。ベルギーでは化学産業や医薬品など、ニッチな分野に強みを発揮している。歴史的な街や芸術品などで観光客を呼び込む魅力も備えている。 ...
- 作成日 2019年02月03日
- 14. ルーマニア紀行
- (旅行記)
- ... 「切符はある」 「なら大丈夫。でも、先ほどから少し目立ちすぎている。おとなしくしたほうがいい」たしかに地元の人間ばかりの空間に、アジア人の観光客は浮いてみえる。この男が怪しいのは確かだが、不思議と心が落ち着いてきた。彼の話ぶりには、どこか鎮静効果のようなものが備わっているようだ。 「連れの女性は美人じゃないか。中国人のわりにはずいぶんと背が高い」とお世辞を言ってきたが、危険の香りは強くなるばかり。 ...
- 作成日 2018年09月13日
- 15. チルチルのひとりごと ドイツのバター
- (コラム)
- ... ブリュッセルを朝出発して、休憩を含めて4時間も車を走らせると城に着く。ちょうどお昼時間だったので、城内を見て回る前に併設のカフェテリアでランチとなった。 久しぶりのドイツ。やっぱりソーセージを食べたいなと思い注文すると、「ソーセージ」というのは単品で、付け合せのポテト(フライやサラダなど種類を選べる)は別注文になるという。いささか割高なのは、観光地なのでしょうがないか、、、と我慢することに。高速道路の運転で喉が乾いたのでビールもとなると、さすがドイツ。大きいボトルで出てきた。 ...
- 作成日 2018年04月21日
- 16. 青い鳥ポッドキャスト Aoitori Podcast
- (ポッドキャスト)
- 作成日 2018年01月05日
- 17. Hard to Love カルヴィン・ハリス ft.ジェシー・レイエズ
- (音楽)
- スコットランド出身DJのカルヴィン・ハリスの新作は、歌手にジェシー・レイエズを迎え、ブリュッセルで撮影。人もまばらな真夜中のブリュッセル、風情がありますね。 パリとアムステルダムも出てきますが、大部分はブリュッセル。グランプラスにギャラリー・サンチュベール、フランダース観光局のあたりの通りと、ホテル・アミーゴの通り。こうして音楽と一緒にふらり夜の散歩をすると、なかなか綺麗じゃないですか。 ...
- 作成日 2017年10月13日
- 18. アンの洞窟サファリパーク The Wildlife Park Domaine des Grottes de Han
- (キッズお出かけ)
- ミュシュラン観光ガイドの3つ星を獲得している鍾乳洞「アンの洞窟」(Grottes De Han)。今回は併設のサファリパークをご紹介! ブリュッセルから東南に約1時間20分の所にHan-sue-Lessという町があります。決して大きくはない町ですが250年の歴史を持ち、長い鍾乳洞が観光名所になっています。 鍾乳洞 鍾乳洞の入り口までは、チケット売り場からトラムに乗って約10分で到着。洞窟内は2キロの道のりを歩いて見て周るので、約1時間45分のウォーキングです。ベビーカーは持って入れないので、赤ちゃんや小さいお子さんがいる場合は必ず抱っこ紐を持って行きましょう。お手洗いが洞窟内にはないので、トラムに乗る前にトイレに行っておくのもお忘れなく。 ...
- 作成日 2017年09月20日
- 19. ブリュージュの駐車場
- (旅の基本)
- ... 市内有料駐車場 Parking Biekorf(€ 8,70/8h〜) Naaldenstraat 8 , 8000 Brugge マルクト広場近く。観光に便利。 Parking Pandreitje(€ 8,70/8h〜) Gevangenisstraat 2, 8000 Brugge 魚市場(Vismarkt)近く。観光に便利。 Parking Katelijne(€ 8,70/8h〜) ...
- 作成日 2017年08月04日
- 20. ベルギーのフリッツ
- (ベルギー郷土料理)
- ... 注文の仕方 観光などではじめてベルギーを訪れる方のために説明しておく。注文は非常に簡単。フリッツ屋さんではサイズとソースの種類を選ぶだけ。別に難しいことはまったくない。 ソースはマヨネーズが基本だが、それに抵抗があればケチャップもOK。どこでも常備している。または、日本では耳慣れないソースにチャレンジするのも楽しい。 サムライ・ソース フランス語の綴りでSamouraï。醤油味でもワサビ味でもない。ちょっぴりピリリとしたソース。マヨネーズをベースに、パプリカや唐辛子が少量入っている。日本とはまったく関係ないが、日本人なら一度は注文してみたい。 ...
- 作成日 2017年07月23日
- 21. 『フランダースの犬』ネロとパトラッシュ
- (アントワープ)
- ... 実は同じ場所に、2003年から日本企業がスポンサーしたモニュメントがあった。(写真上)こちらは大真面目でユーモアのかけらもない。実際のところ観光客の休憩ベンチに成り下がり、損傷も目立つようになったので撤去された。これが愉快な中国版モニュメントに取って代わられたのだ。中国の政治経済の興隆、日本の地位低下を目の当たりにするようで、やるせない。しかし、アイデア不足であった、国際市場に対するデザイン勝負に負けた、お金を出さなかった、アントワープ市に相談されなかった(されたとしても対策をとらなかった)と、敗因を分析するのも将来のためになるだろう。 ...
- 作成日 2017年07月23日
- 22. フィッシュ・ア・ゴーゴー Fish a'gog
- (アントワープ)
- アントワープ観光でちょっと小腹が空いたなというときに便利で美味しい海鮮スナック料理店をご紹介。 場所はアントワープ観光のど真ん中。大聖堂と市庁舎の間の小道にある。小さくて気軽な店構えながら、大聖堂の威容をどどーんと眺めながら、カリッと揚がった海の幸をカジュアルにほおばれるという楽しさ。 特に、青い鳥のチルチルの大好物「タラの唐揚げ」ことkibling van kabeljauwが秀逸です。このキブリングというのは、オランダの路上でよく売られているのだが、ベルギーに入るとあまり見かけない。アントワープで出会うとは。 ...
- 作成日 2017年07月21日
- 23. MAS博物館 MAS Museum aan de Stroom
- (アントワープ)
- アントワープが接するスヘルデ川、北海につながる港湾など、海運の歴史をテーマにした博物館。かつてヘット・ステーン海洋博物館の展示物も受け継いでいる。アントワープの街を見下ろす絶景パノラマ・ビューポイントでもある。 アントワープ港の過去、現在、未来 中世フランダース地方の主要な貿易港はブリュージュであったが、15世紀以降、ズウィン湾に土砂が堆積し、大型船の運行が困難になってくる。 16世紀になると、アントワープが欧州の海運貿易の大拠点の地位をブリュージュから奪い未曾有の繁栄を誇るようになる。毛織物、香辛料、銀などが、国際的な貿易商の活躍で取引された。 ...
- 作成日 2017年07月05日
- 24. ミデルヘイム野外彫刻美術館 Middelheim Museum
- (アントワープ)
- アントワープ郊外にある野外彫刻の美術館。開放的な公園に巨匠ロダンをはじめ、ベルギー作家から国際的作家まで、215作品が野外に展示されている。天気のいい日にリラックスするには最適。 有名作家の作品ハイライト 住所 Middelheimlaan 61, 2020 Antwerpen 車の場合 Beukenlaanに無料駐車場あり(徒歩300M) アントワープ中央駅から公共交通機関 ...
- 作成日 2017年07月04日
- 25. ヘット・ステーン Het Steen
- (アントワープ)
- アントワープ最古の建造物。日本語で「ステーン城」と訳されることもあるが貴族の館であったことはなく、むしろ防御機能をもった「要塞」として使われてきた。長年、海洋博物館だったが、現在は街のイベントスペース。 石造りの要塞 9世紀、スヘルデ川沿いのDe Werf(造船所・木場の意味)という場所の近くに、土を盛って作られた要塞が起源である。 12世紀終わりから13世紀初頭にかけて、石造りの要塞がここに建設され、ヘット・ステーンは3つあった門塔のうちのひとつ。ちなみにヘット・ステーンは「石」の意味(蘭:Het ...
- 作成日 2017年07月04日
- 26. 聖カルロス・ボロメウス教会 Sint Carolus Borromeuskerk
- (アントワープ)
- アントワープの中心部に位置するバロック様式の教会。ルーベンスが装飾に関わった豪華なファサードの中心には「IHS」とあるが、これはラテン語でIesus Hominum Salvator (救いの人イエス)の意味。コンサートが頻繁に開かれている。 ルーベンスが腕をふるったバロック様式の教会 美しいバロック様式の建物は、1615年から21年の6年間で建設された。設計は神父たち自身の設計によるものだが、本場イタリアのバロック建築を知るルーベンスも装飾に深く関わった。教会の正面ファサード、塔、主祭壇、天井ストゥッコ、聖母チャペル(Houtqppel)など。 ...
- 作成日 2017年07月04日
- 27. 聖ヤコブ教会 Sint-Jacobskerk
- (アントワープ)
- 巨匠画家ルーベンスが眠る教会。ルーベンス邸から歩いて5分の場所にある。ゴシック様式の荘厳な建物の中にはルーベンスとその同時代の画家の絵が飾られている。17、18世紀をそのまま伝える貴重な教会調度品もじっくり味わいたい。 保存状態のよいローマ・カトリック教会 起源は14世紀初頭にさかのぼる。聖ヤコブの遺骸を納めたスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ教会へ行く途中の巡礼立ち寄り所として、街の城壁の外に作られた簡素な小屋だった。 ...
- 作成日 2017年07月04日
- 28. 聖パウルス教会 Sint Pauluskerk
- (アントワープ)
- 街の中心部に近い。壮麗な建築と内部装飾。ルーベンス、ヴァン・ダイク、ヨルダーンスなどアントワープ出身画家の絵画に、200体以上彫刻作品がある。脇の庭に、キリストの受難ゴルゴタの丘行きをテーマにしたモニュメントがあり興味深い。 壮麗な教会 聖パウルス教会はもともとドミニコ会の修道院の一部であった。1571年に完成したが1679年に火事で燃え、新しく尖塔が加えられて再建された。基本はゴシック建築ながらバロックの要素が入ったファサードと尖塔、そして内部の白と黒の大理石が印象的である。 ...
- 作成日 2017年07月04日
- 29. 肉屋のギルドハウス(楽器博物館) Museum Vleeshuis
- (アントワープ)
- 楽器というと、肉屋に一番なさそうなものである。アントワープの肉屋のギルドハウスでは、600年前から近世に至るまでの、劇場や舞踏会さらには街角で使われてきた楽器の数々を「Sounds of the City」(地下の常設展示)で披露している。もちろん実際の音も聴くことができる。楽器を演奏する人は楽しめる見学スポット。 16世紀の面影を残すギルドハウス この場所にある肉屋ギルドの歴史は古い。1250年にブラバント公により建て替えが依頼され、市の予算で建物が作られた。おそらく屠殺場として機能し、食肉産業の管理も行われたと考えられている。16世紀初頭に、ブラバント公は2倍の大きさに建て替えする許可を出す。このときは肉屋ギルドが全額負担し、肉屋およびギルドホールとして使われることになる。地上階の奥には「ギルド・チャペル」まで設置された。現代の私たちが目にしている建物は、この16世紀初頭の面影をしっかり残したものである。 ...
- 作成日 2017年07月03日
- 30. ルーベンスの家 Rubenshuis
- (アントワープ)
- この豪華な邸宅は、画家ルーベンスが生活した家であり、優秀な弟子たちと一緒に工房を築きながら数多くの傑作を生み出したアトリエでもある。1640年に死去するまで、ルーベンスは家族や友人に囲まれ、顧客である貴族や富豪、知識人らを招き、この家で充実した人生を過ごした。 現在はルーベンス自身と同時代の画家の名作を収めた美術館として、アントワープ観光の人気スポットとなっている。 画家の邸宅 宮廷画家として雇用を確保し、アントワープの有力者の娘イザベル・ブラントと結婚した翌年、1610年に若きルーベンスは自邸のための家と土地を購入する。価格は8960ギルダーと自身の手による絵画作品1枚。 ...
- 作成日 2017年07月02日
- 31. アントワープ大聖堂 O. L. Vrouwekathedraal Antwerpen
- (アントワープ)
- ... 紆余曲折を経て、現在の姿になった大聖堂だが、基本はブラバント・ゴシック建築。1585年からアントワープがスペインの支配下にあった際にはバロック様式の調度品が取り入れられ、18世紀末から19世紀初めにはネオゴシック様式の内装が多く取り入れられた。近代に入ってからは年間150万ユーロ(1億円弱)ほどメンテナンスに予算をかけて美しい大聖堂を維持している。毎年32万人の観光客が訪れるが、入場料は主に維持費にあてられる。 ...
- 作成日 2017年06月30日
- 32. ブイヨン城 Le Château-Fort de Bouillon
- (ワロン地方)
- ... また、この町では、夏のバカンスシーズン、7月と8月には、中世祭りや、伝統工芸職人マルシェ、夜のライトアップなど、様々な催事が企画されている。 ブリュッセルからちょっと日帰りで1日の小旅行。どこに行こうか迷っているなら、お天気の良い日は、青い鳥のミチルおすすめの観光スポットである。 ブイヨン城 住所:Esplanade Godefroid 1, 6830 Bouillon 開城時期:1月を除くオールシーズン(ウェブサイト要確認) ...
- 作成日 2017年05月28日
- 33. ボルドー2017
- (旅行記)
- ... こうして、イースター休暇の時期にあわせてワインの聖地を冒険してきたのだが、青い鳥ファン読者のなかにも、ワイナリー巡りにご興味がある向きもあると思うので、ご参考までに「旅のしおり」と想い出を記しておく。最初に、これは特に高級シャトーだけでもないし、特に観光客向けに作られたツアーのような旅でないことは、ことわっておかねばならない。特に前半は結構フリーハンドな思いつきが多い、、、。 ●初日(ボルドー市・リボルヌ村)2017年4月6日(木曜) ...
- 作成日 2017年04月19日
- 34. ヴィレールス修道院・美しい廃墟に出会う小旅行 Abbaye de Villers
- (ワロン地方)
- ... 1972年に歴史遺産に指定されて以降は、修復管理が徹底され、年間10万人もの訪問者を魅了している。観光以外にも、地元コミュニティーのイベント会場として使われており、天気のいい日には家族でピクニックも楽しめる。 修道会について 「修道会」という信仰の形の起源は6世紀のヌルシアのベネディクトゥスにさかのぼる。古代ローマの貴族の家に生まれたが信仰の道に進み、田舎で労働をしながら神への祈りを捧げる生活をはじめた。73の短い章にまとめられた「聖ベネディクトゥスの戒律」には、キリスト信者としての精神的教えに加えて、日々の生活や修道院の運営についての実務的な指導が書かれている。ベネディクト会は現在も存続するが、長い歴史のなかで数多くの分派が誕生した。10世紀初頭には政治力が強く荘厳なミサをおこなうクリニュー会が現れ、その反発の中から質素を重んじるシトー会も生まれた。 ...
- 作成日 2016年08月19日
- 35. アントワープ中央駅の光と影
- (アントワープ)
- アントワープ観光は、駅に降り立った瞬間に一つのクライマックスを迎える。「世界で最も美しい駅ランキング」の常連であるアントワープ中央駅の豪華絢爛な駅舎が旅人を華やかに歓迎してくれるからだ。 世界で最初に鉄道を敷設して蒸気機関車を走らせたのは産業革命に成功したイギリス(1825年)だが、ヨーロッパ大陸での「初」はフランスでもドイツでもなくベルギー(1835年)であることは、ベルギー人のささやかな自慢の一つである。 ...
- 作成日 2016年08月04日
- 36. ミチルのひとりごと「同性愛」
- (コラム)
- 先日のゲイパレードの想い出。 少し肌寒いが晴れた土曜日、ブリュッセル特有の緩い感じでパレードがはじまった。テロ事件の影響だろう、例年よりは警戒態勢が少しシビアになっており、入り口を少し狭めたり、鞄をチェックするような人々を配置はしているが、まあパレードしている人々と、それを見る見物客との境に引いてあるPOLICEと書かれたテープもあまりに低くて、すぐに跨げるような有様。ノリノリの観光客がパレードに許可なく当日参加していても、まったくバレない。 ...
- 作成日 2016年06月09日
- 37. アンリ・プリヴァ=リヴモン「ベルギーのミュシャ」?
- (絵画)
- ... Josaphat)など街なかで見ることもできる。 ブリュッセルに観光で来てあまり時間がない方でも、街の中心部には「白の大きな家」Grande Maison de Blancという建物が残っているので、ぜひ足を運んでいただきたい。(住所:Rue du Marché aux Poulet 32-34, 1000 Bruxelles)KABUKIという鉄板焼レストランやカジノが入っている建物の上部に、リヴモンが原画を描き、Royal ...
- 作成日 2016年04月11日
- 38. 「ブリュッセル」ジャック・ブレル
- (音楽)
- ... Elle était fonctionnaire Il pensait pas elle pensait rien Et on voudrait que je sois malin ブレルの祖父母が生きたブリュッセルがどんな街だったのか、1910年に作られた「無声映画」をご紹介しましょう。シネマテークのアーカイブで発見された20世紀初頭の「観光ビデオ」。トトとそのお姉さんが名所を駆け巡ります。古きよきブリュッセルの音が聴こえてきそう。 ...
- 作成日 2016年03月13日
- 39. グラン・プラス Grand Place Mons
- (モンス)
- グラン・プラスの市庁舎(Hôtel de Ville)が、モンス市の中心。観光案内所はその近くに位置しています。 15世紀に建てられたゴシック様式の市庁舎の正面入口左側には、鉄の彫刻「前哨の猿」があり、触ると幸せになるという言い伝えがあるそうです。 市庁舎を入ると、裏にはマイヨールの庭と呼ばれる、小さな庭園があります。(2015年5月訪問時には、ゴッホの「じゃがいもを食べる人々」をモチーフにした現代アーティストの作品が展示されていました)。 ...
- 作成日 2015年05月28日
- 40. ルクス・レストラン Restaurant Lux
- (アントワープ)
- 港街アントワープには、観光客で溢れる旧市街と近年スヘルデ川に沿って南北に開拓された地域がある。南地区はアンティーク、デザイナーズショップ、カフェなどが多く、北のシンボルマークの複合美術館MAS近くには、レストランやバーが多くありアントワープっ子のお気に入りの場所である。(文・宮崎真紀/ボナペティ) Restaurant Lux Adriaan Brouwerstraat 13, 2000 Antwerpen ...
- 作成日 2015年05月15日
- 41. セルクラースの像 Everard t'Serclae
- (ブリュッセル)
- グランプラスの一角、常に観光客でにぎわう謎のブロンズ像。触れると幸せになると言われるセルクラースは、どんな人物かご存知ですか? 時は14世紀。ベルギーという国はまだなく、封建制度の領主が支配するフランス語でフィーフ fief と呼ばれる小さな地方に分かれていました。 あるとき、フランドル伯ルイ2世(画像上)が、ブラバント公ヴェンツェル1世の留守に乗じてブリュッセルを突然攻撃し、グランプラスに彼の旗を立てます。ブリュッセルの住民は反撃したのですが、現在のアンダーレヒトのあたりで撃破され、ブリュッセルがフランドルの手に落ちました。 ...
- 作成日 2015年01月24日
- 42. ゲント美術館 Museum voor Schone Kunsten
- (ゲント)
- ゲントのシテーデル公園の一画に建つこの美術館では、中世末期から近代までのベルギー美術の名品を堪能することが出来ます。 ギリシア神殿を彷彿とさせる堂々とした門構えは、まさに美の宮殿と形容するにふさわしく、ヒエロニムス・ボッシュの《十字架を担うキリスト》をはじめ、アントニー・ヴァン・ダイク、フェルナン・クノップフ、ジェームズ・アンソールの傑作も所蔵されています。 また、初めて美術館を訪れた方は、日本を代表する洋画家・児島虎次郎の《自画像》が展示されていることに驚くかもしれません。彼は1909年から3年間、ゲント美術アカデミーで学んだのです。 ...
- 作成日 2015年01月19日
- 43. エルサレム教会 Jeruzalemkapel
- (ブリュージュ)
- ... 【オープン時間】 月曜から土曜 10:00 - 17:00 【クローズ】 日曜日 クリスマス12月25日 正月元旦 【拝観料】 大人7ユーロ 26歳以下5ユーロ 7歳以下および障害者3.5ユーロ 65歳以上2ユーロ Peperstraat 1, 8000 Brugge 教会サイト http://adornes.org/ 観光局サイト https://bezoekers.brugge.be/en/jeruzalemkapel-brugge-jerusalem-chapel ...
- 作成日 2014年12月31日
- 44. レースセンター Kantcentrum
- (ブリュージュ)
- ベルギーの伝統工芸の代表格ボビンレースは中世から脈々と受け継がれてきた技術と美意識の結晶です。このセンターは芸術的作品の紹介と地元ボランティアの制作実演が目の前で見ることができる場所です。 16世紀に誕生したレースは、王侯貴族の襟元や袖を飾る贅沢なファッションアイテムでした。息をのむほど精巧に編み上げられたレースは富の象徴であり、ブリュージュの重要な輸出商品でもありました。現在は機械化が進み、ベルギー国内で手作業でレース作品を作っている職人はほとんどいません。レースセンターでは本や道具、ブリュージュで作られた作品の販売も行っています。 ...
- 作成日 2014年12月31日
- 45. ベギン会修道院 Begijnhof Ten Wijngaerde
- (ブリュージュ)
- 修道女たちが静かな祈りと生活をしていた跡が残るベギン会修道院は、世界遺産にも指定されています。可愛らしい建物に囲まれた中庭の独特の雰囲気を味わってください。 1998年、ユネスコの世界遺産リストにフランダース地方にある13のベギン会修道院跡が登録されました。 ベギン会は12世紀末にリエージュで生まれ、13世紀初頭に特にフランダース地方を中心に発展します。未婚もしくは夫に先立たれた女性がコミュニティーを形成して、宗教的で静かな生活を送ることを目的にした修道会でした。 ...
- 作成日 2014年12月31日
- 46. 救世主大聖堂 Sint-Salvators kathedraal
- (ブリュージュ)
- 9世紀まで起源がさかのぼれるブリュージュ最古の教会。建物のほとんどは14世紀スヘルデ・ゴシック様式となっている。 1430年の後期ゴシック様式の聖歌隊席、ルイ16世様式の説教壇、バロック様式のオルガン、18世紀にブリュッセルで作られたタペストリーなど見所は多い。 宝物館ではディルク・ボウツ Dirk Bouts やヒューホ・ファン・デル・フース Hugo van der Goes などの作品を見ることができる。 ...
- 作成日 2014年12月31日
- 47. メムリンク美術館(聖ヨハネ施療院)Sint-Janshospitaal
- (ブリュージュ)
- ... 【オープン】 火曜から日曜日まで 9:30 - 17:00 【休館日】 月曜日 昇天祭 クリスマス12月25日 正月元旦 Mariastraat 38, 8000 Brugge 観光局サイト https://bezoekers.brugge.be/en/sint-janshospitaal-saint-johns-hospital 水曜日広場にあるメムリンクの像 ...
- 作成日 2014年12月31日
- 48. 聖母教会 Onze Lieve Vrouwekerk
- (ブリュージュ)
- この教会に納められたイタリア盛期ルネサンスの巨匠ミケランジェロの大理石の《聖母子像》はブリュージュの宝の一つです。天空に高くそびえる塔は鐘楼より高い122メートル。 ミケランジェロといえば、バチカン市国システィーナ礼拝堂にある《ピエタ》が有名です。十字架から降ろされたイエスの身体が聖母マリアの膝の上に横たえられた姿で表されています。 ブリュージュの作品はこの《ピエタ》完成後まもなく作られたもので、聖母マリアと幼子イエスの若く初々しい姿をかたどったものです。均整のとれた全体のボリューム感といい、表情の静けさ力強さといい、ミケランジェロの才能が発揮された名作といえるでしょう。 ...
- 作成日 2014年12月31日
- 49. グルートゥーズ博物館 Gruuthusemuseum
- (ブリュージュ)
- ... di Pietà」に寄贈したという歴史があります。 この博物館を訪れる方は、ブリュージュの裕福な貴族がどのような生活をしていたのか、かいま見ることができます。特に注目したいのは「名誉の間 Erezaal」。由緒あるタペストリーと豪華に飾り付けられた暖炉、天井の梁の装飾が見事です。 【2019年5月末まで改装中】 Dijver 17, 8000 Brugge 観光局サイト https://bezoekers.brugge.be/en/gruuthusemuseum ...
- 作成日 2014年12月30日
- 50. アーレンツハイス Arentshuis
- (ブリュージュ)
- 18世紀末の優美な建物と庭が印象的な美術館。英国人芸術家フランク・ブランギン Frank Brangwyn の作品が最上階に展示されています。 美術館の名前は、この館の最後の持ち主アキリン・アーレンツ・ド・ベールテヒェム Aquilin Arents de Beerteghem に由来しています。新古典主義様式の建物で、玄関ポーチの列柱にはエジプト帝国様式の影響がうかがえます。ナポレオン・ボナパルトがブリュージュに来たのが1810年、当時の流行を反映したものなのでしょう。 ...
- 作成日 2014年12月30日
- 51. ブリュージュ市庁舎 Stadhuis van Brugge
- (ブリュージュ)
- ... ちなみに、ルイ・ドゥラソンスリーは、ネオ・バロック様式のアントワープ中央駅の巨大なドームの設計を手がけたことで有名な建築家です。 【オープン】 9:30 - 17:00 (毎日) 休み:昇天祭、クリスマス12月25日、正月元旦 【入場料】 大人4ユーロ 26歳以下および65歳以上3ユーロ 12歳以下無料 Brug 12, 8000 Brugge 観光局サイト ...
- 作成日 2014年12月30日
- 52. 聖血礼拝堂 Heilig Bloedbasiliek
- (ブリュージュ)
- ブルフ広場にある聖血礼拝堂は、12世紀にフランダース伯爵家のチャペルとして建てられたもので、十字軍に参加したティエリー・ダルザス Thierry d'Alsace(蘭:Diederik van de Elzas)が、東方からキリストの聖なる血を持ち帰ったことに由来する教会。 Photo: Ad Meskens ティエリーは二回目となる十字軍遠征の際、聖地でキリストの血を聖遺物として手にします。ティエリーの2番目の妻は、エルサレム王であったボードワン3世(アンジュー伯)の姉シビーユであり、その縁があり義理の弟から聖なる血を受け取ったと口承伝説にあります。(上掲写真はティエリーとシビーユ) ...
- 作成日 2014年12月30日
- 53. 鐘楼 Belfort van Brugge
- (ブリュージュ)
- 高さ83メートルの「時計台」であるブリュージュの鐘楼は、頂上まで366段。体力に自信のある人だけが絶景パノラマを堪能できます。 元来、この場所にはマーケット・ホールがあり、そこに1240年頃、木製の鐘楼が建てられます。1280年に火災が発生し焼失、その後毛織物産業や貿易で蓄えた富を背景にして大規模な鐘楼の建設が開始されます。八角形の塔の先端部分は1483年から87年の間に付け加えられ、ほぼ現在の姿になりました。 ...
- 作成日 2014年12月30日
- 54. 西フランダース州庁舎 Provinciaal Hof
- (ブリュージュ)
- ブリュージュのマルクト広場でひときわ立派な建物はフランダース州庁舎です。破壊や火災によって何度か立て替えられ、1920年にネオゴシック様式の現在の建物として完成しました。 しかし約700年前は、今とはまったく違う風景だったはずです。というのも、昔のブリュージュは港町であり、街なかまで船で入ってこれていたのです。現在の州庁舎も、ブリュージュ港の物流センターとして1294年に建てられた建物を起源とします。 ...
- 作成日 2014年12月30日