- 1. no.24 ベルギー人のドレスコード
- (礼拝メッセージ / 青い鳥ポッドキャスト)
- ・ゆる〜いドレスコード ・ゲイ・マリッジの様子 ・犬も参列可能の世界遺産での結婚式 ・ゆみこさんのオールインワン ・帽子はかぶるべき? ・ピンク色のネクタイ ・編集長の結婚式での「白スーツ事件」 ・花嫁のお兄さんが「ジーンズ・スニーカー事件」 ・王様にノータイで会う? ・まずは着物をゲットしなきゃ! 青い鳥サイト www.aoitori.be
- 作成日 2018年07月20日
- 2. no.9 フリッツ・マヨネーズがベルギー流! 国民食の魅力。
- (礼拝メッセージ / 青い鳥ポッドキャスト)
- 【奥深いフリッツ文化】 ・マヨがデフォ。(最初に違和感あった?) ・国民食。ベルギー人の家に炊飯器はないが、フリッツ揚げ器は常備。 ・欧州で売られるジャガイモの種類は多い。 ・ソースを選ぶ(マヨ以外、アンダルーズ、サムライ、ピリピリなど) ・2度揚げ【130~140度で6分、10分休憩、170度で2分】 ・ユネスコ世界遺産(文化遺産)登録の動き。 ・フリッツの起源 ・「フレンチ・フライ」は戦時中の誤解から? ...
- 作成日 2018年02月27日
- 3. 『アムステルダム運河殺人事件』松本清張・著
- (文学)
- ... 国際犯罪を描く、巨匠松本清張の本格推理小説! 松本清張の物語は、前半が独身の若い商社マンが殺害され、警察によって調査される内容で、後半は経済雑誌記者の「私」と、その友人である医師が捜査打ち切りになった事件の真相に少しでも近づこうとオランダ、ベルギーに渡って調査する構成です。最後は二人の推理が展開します。 このお話が面白いのは、清張が実話を元にして書いたというポイントです。小説と実話では人物や会社の名前は変えてますけど、現実世界で実際にバラバラにされて運河に浮かんだ日本人がいました。 ...
- 作成日 2018年05月13日
- 4. 【ミチルの事件簿】 消えた車
- (コラム)
- 狐につままれたような出来事が起きた。朝起きて、会社に行くために車に乗ろうとしたら・・・。昨日停めたはずの場所に、自分の車がない。別の車が停まっている。 何度目をこすっても同じ。白い小さな日本車が、突然ドイツ製の黒い高級車になっているなんておかしい。もしかして、他の場所に停めたのを忘れたのだろうか・・・? いや、昨日の夜の事は、明確に覚えている。ここに停めたし、鍵もかけた。・・・ということは・・・? ...
- 作成日 2015年06月29日
- 5. 【ミチルの事件簿】路上アルコール検査
- (コラム)
- 普段はこんなに遅くなる事は無いのだが、なかなか仕事が終わらず、22時半頃にいつもの通勤の帰り道、General Jacque 通りを通るはめに。青いランプの光が見えたので、警察が先にいるという事は少し前から分かっていたのだが、これまで5年以上ベルギーにいて、警察から止められた事など一度も無かったので、たかをくくっていた。私の車内はラジオからの音楽が鳴り響き、その音に合わせて身体を揺すっている私は、きっと怪しげに見えたに違いない。 ...
- 作成日 2014年12月14日
- 6. パレスチナ支援の大規模デモ行進がブリュッセルで開催される
- (ベルギー)
- ... ユダヤ系施設の警備強化 今後、ユダヤ人を対象にしたヘイト事件やテロ破壊活動が活発になるのではないかと、ベルギー政府も警戒を強めている。内務大臣アネリス・フェルリンデンは、連邦警察のパトロールをアントワープとブリュッセルで追加するように指示した。 ユダヤ人の多いアントワープでは市長バート・ドゥウェーヴァーが、政府の対応が不十分であると批判している。 左からスペインのサンチェス首相、イスラエルのイツハク・ヘルツォグ首相、ベルギーのドゥクロー首相。 ...
- 作成日 2023年12月13日
- 7. ガザ人道危機問題で欧州政治は変わるか?
- (ヨーロッパ)
- ... EUと西側諸国は残忍なテロ攻撃を非難しイスラエルを支持するとの第一声を上げた。 その後のイスラエル軍のハマス掃討攻撃はガザ側の一般市民を巻き添えにし、10月末時点で約8000人以上のパレスチナ人が死亡した。その約半数近くが未成年の子供である。 国際世論はパレスチナ側を擁護する意見が大勢を占めている。世界中でユダヤ人に対する嫌がらせ事件も発生しはじめた。ユダヤ教徒のなかにも反戦を主張する人は多い。 ...
- 作成日 2023年11月03日
- 8. ETIAS(エティアス)欧州渡航情報認証制度がベルギー旅行に必要
- (旅の基本)
- ベルギーやヨーロッパへの渡航に関する新しい制度ETIASはご存知ですか? シェンゲン圏への渡航者が、危険な犯罪者でないか事前にチェックして、安全な人だけに渡航のための認証を与える制度です。(European Travel Information and Authorization System >>>LINK 英語ページ) ETIAS制度の背景とメリット この制度は治安維持が主な目的です。記憶に新しいところでは、2015年にパリ同時多発テロ、その翌年にはベルギーでも空港や地下鉄が爆破される痛ましいテロ事件が起きました。 ...
- 作成日 2022年01月31日
- 9. ケチャップ強盗団。ベルギーの古典的なトリック
- (犯罪)
- ベルギーといえば、街角でほおばるフライド・ポテト。サクサク・ホッコリで美味です。ソースは日本で定番のケチャップでしょうか、地元流にマヨネーズでしょうか? あなたが楽しくポテトを食べていると、だれかが寄ってきました。 「あれ? ケチャップがお洋服についていますよ!」 と親切に知らせてくれます。 「え〜、どこですか〜?」とバッグをおろして上着を脱いで、、、としていると、、、 財布や携帯、パスポートなどを入れたバッグを、別のだれかがさっと奪って逃走。パニックになって追いかけても、すぐに見失います。 ...
- 作成日 2019年11月26日
- 10. 縦列駐車を手伝ってくれた親切なおじさん、まさか強盗団の一味?
- (犯罪)
- 国際免許証を用意して、ベルギーで車を運転しながら旅行なんて、素敵ですね。 ビジネス旅行の方も、よくレンタカーを利用なさいます。 さて、空港で予約した車をピックアップして、いざ街中に来ると、路肩で縦列駐車する場面が多いものです。 慣れない車、はじめての街、狭いスペースとなれば、なかなか難易度が高いものです。あなたは今、縦列駐車で苦労しています。 そこに親切な助っ人のおじさんが登場。「もう少し右にハンドルきって!」「真っ直ぐバック」「はい、左いっぱい」と、ジェスチャーで駐車の指示を出してくれます。 ...
- 作成日 2019年11月26日
- 11. ニセ警官がパスポートと財布をチェック!?
- (犯罪)
- ベルギーに到着! 空港を歩いて、ヨーロッパの雰囲気に浸っています。これからの旅行が楽しみだな〜! そこに、黒っぽいスーツを着た二人組が歩み寄ってきて、フランス語で何やら話しかけられます。 「ソーリー、アイ・キャノット・スピーク・フレンチ」と言うと、向こうは不機嫌そうに、「イングリッシュ?」と質問します。英語で話してくれるようです。 彼らは、自分たちを指差して「ポリス・オフィサー」「ポリス、ポリース」と言います。警察官なのでしょうか。 ...
- 作成日 2019年11月26日
- 12. ベルギーはヨーロッパで一番、強盗が多い!?
- (犯罪)
- 大使館さんから安全情報のメールを受信。強盗について、ふむふむと読み進めると、衝撃の事実が書かれていました。 「 人口10万人あたりで強盗発生件数が最も多い国は,当地ベルギーとされています 」(リンク) 引用元:EU統計情報から見るベルギーの強盗事件発生件数(たびレジのメール) これは2011年から2017年までの統計で、人口対被害数という尺度ということですが、、、 不名誉な上位国が、ベルギー(167)、フランス(150)、スペイン(144)、イングランド&ウェールズ(132)、ポルトガル(115)、スウェーデン(87)、ルクセンブルク(77)となっています。 ...
- 作成日 2019年11月26日
- 13. 【コラム】言葉変われば地名も変わる!?
- (語学レッスン)
- ... では、テロ事件が発生した悲劇のマールベークを見てみましょう。MaelbeekとMaalbeekという非常に似た綴りがありますが、どちらがオランダ語でどちらがフランス語かお分かりでしょうか? 答えは微妙! まず両方ともオランダ語です。 Maelbeekが昔ながらのオランダ語の綴りで、Maalbeekが現代オランダ語の綴りです。ただし、フランス語表記では昔のままを残しているので、フランス語の新聞や地下鉄の表記にはMaelbeekが使われます。ややこしい・・・。 ...
- 作成日 2019年09月20日
- 14. 『畏れ慄いて』アメリー・ノートン著
- (文学)
- ... 「郷に入っては郷に従え」で、日本流に美しくユミモト商事を去ったアメリーは、不思議な世界を経験して、もうそこには戻ってこない。無能な社員を厄介払いしたつもりが、せっかくの機会を活用できなかったことにパワハラ上司たちは気が付いていない。 むしろアメリーもしくはベルギーという異物を受け入れて、そこから欧州流の人生の楽しみ方を学んだほうが、日本人にとっては幸福なことだったに違いない。 最初に記したように、この作品は誇張のあるエンターテイメント小説なので、すべてを真実として考えなくてもいいと思う。実際にモデルになったといわれる某商社のベルギー事務所の方や、別の大手商社の社員さんたちを存じ上げているが、品性のある紳士淑女ばかりである。欧州で活動する日本企業全体として、駐在員と現地社員の間でパワハラ事件が皆無とは言えないが、大多数の企業と社員が文化の壁を乗り越えようと努力している。 ...
- 作成日 2019年02月03日
- 15. 現代ベルギー小説アンソロジー『フランダースの声』
- (文学)
- ... 「一発の銃弾」 アンネ・プロヴォオースト (板屋嘉代子・訳) 戦争と子供の物語。ランコという男の子が、母親のミルサダ夫人と一緒に、戦禍から逃れている。語り手の女の子はランコと同じ年頃で、二人は銃撃戦をやり過ごす時間にゲームをして遊ぶ。 ランコとその母親の関係はぎこちない。タイトルの一発の銃弾は、彼ら親子関係を破壊した事件を象徴する。語り手の女の子の視点から、親子の壊れた関係が描かれる。 ...
- 作成日 2019年01月15日
- 16. チルチルのひとりごと ワインは誰が注ぐべきか?
- (コラム)
- 日本では、嘆かわしいことに財務省という立派なお役所でセクハラ事件が発生。西洋と東洋の「酒と女」を巡る「酒のつまみ的エッセイ」をお届けします。皆さんのお考えやいかに!? さて、件のニュースで被害にあったのは女性ジャーナリスト。スキャンダルを追いかけ回し、火のないところに煙を無理やり捏造するくらいの業界が隣接する位置にいる相手だというのに、エリート官僚さんも危機意識が希薄だよな〜と、驚いた庶民らは次の瞬間には密かにほくそ笑んでいるのです。常にスキャンダルに飢えていますから。 ...
- 作成日 2018年04月24日
- 17. チルチルのひとりごと ドイツのバター
- (コラム)
- ... さて、バター事件というか、バター不在事件というか、この謎にまた新たな側面から光を当てる食文化の発見が、ドイツ人の友人のおかげで得られた。アクセルの誕生日パーティーの場所に選ばれたのは、モーゼル地方ワインの生産者が経営するホテルで、そこには大きな宴会場があった。 古い建物になんと100人以上の客が集まり、中世の雰囲気でドイツの古民謡を聴きながら、歌いながら食事をするという。その詳細はまた別の機会に書こうと思うが、テーブルに着くなり運ばれてきたのが、ニンジンやリンゴなどのカゴ、自家製と思わしき田舎パン、そして木の棒が突き刺さったロウソクのような物体だった。陶器のカップに入れられ、棒が刺さったロウソク、、、。なんだこりゃ? ...
- 作成日 2018年04月21日
- 18. ベルギーのフリッツ
- (ベルギー郷土料理)
- ... 洋の東西で対比させるのは難しいが、興味深い。フリッツを日本で言えば、天ぷらというのは大げさか。ストリートフードの部類だと、たこ焼き、たい焼き、おにぎりくらいの地位だろう。「たこ焼きがユネスコ世界遺産になりました!」は、なるほどメデタイが、ユネスコのブランドが卑近になりすぎやしないか。 アクリルアミド ベルギーのフリッツ最大の危機は「2度揚げ厳禁」を強制されそうになった欧州委員会アクリルアミド事件だった。 ...
- 作成日 2017年07月23日
- 19. ボルドー2017
- (旅行記)
- ... La Dominiqueはいかにも高級ワインの濃厚な味わいだが、今ひとつ感動できなかった。香りのフレッシュさに欠ける。もう少し酸味があったらいいのかもしれない。 (ここで事件は起きる・・・!) フォアグラ(写真上)はMi-Cuitとメニューに書かれていたが、生で出てきた。下の赤ワインゼリーと苺、ルバーブ、ミントの組み合わせは素晴らしいと思う。が、Mi-Cuitを期待していたのが裏切られたのが、後からどうしても気になってきた。なぜ生なのか説明があってしかるべきだ。どうも接客も慇懃無礼で、いけすかない。高級店が親切でないのは致命的だ。私がミシュランの覆面捜査員だったら、けちょんけちょんに書いてやるのに。(ささいなことなのに、食べ物の恨みは深い・・・) ...
- 作成日 2017年04月19日
- 20. アンビオリクス カエサルのローマ軍に立ち向かった蛮族の王
- (歴史)
- ... カエサルのガリア遠征は紀元前58年からはじまり、51年まで続く。事件が起きたのは旱魃の影響で農作物の収穫が少なかった54年の冬のこと。不穏な空気を察して、通常であれば一カ所に固まって冬営するローマ軍が、この冬に限って8カ所に分散して冬営地を築いた。複数の部族を細かく監視するためである。 ローマに恭順を示し、冬営地に食料を運び入れもしていたエブロネス族。その監視には軍団長のサビヌスとコッタが任命されて、冬営の準備が進められていた。しかし15日目、木材の調達に出かけていたローマ兵が襲撃され、その後エブロネス族が大挙して陣地に押し寄せてきた。それでもローマ軍はすばやく防御に転じて、彼らの軍事拠点の頑強さが発揮される。 ...
- 作成日 2016年11月09日
- 21. 映画「残されし大地」 La Terre Abandonée
- (映画&DVD)
- 映画「残されし大地」La Terre Abandonéeは、日本人の妻を持つジル・ローラン氏の初監督作品。原発事故に苦しむ福島を静かなタッチで描いたドキュメンタリー映画。ローラン氏は完成間近に地下鉄テロ事件で亡くなった。(写真:カメラの後ろに立つのがローラン監督)2016年ブリュッセルの公開は好評のうちに終了。 ●映画紹介 2011年の福島原子力発電所による事故のあと、帰還困難区域として指定された富岡町に独り残り続け、動物の保護活動を続けることで有名になった男性と、傍らに寄り添う寡黙な父。 ...
- 作成日 2016年09月15日
- 22. ポケモンGOとモーレンベーク
- (コラム)
- ... さて、ポケモンGOが気づかせてくれたものは、いくつかある。GPSで実際に自分がいる「物理的な場所」に制限を設けたという点、これはSECOND LIFEが「架空の場所」を使っていたのと対照的だ。アイテムを獲得できる「ポケストップ」により「えぇ、こんなところにチェコ文化センターがあるの?」なんて新しい発見もある。そして、テロ事件で有名になったモーレンベーク地区は道路すら表示されない空白地帯になっていることも分かった。イスラム教の一派がポケモンに聖戦を挑んでいるという。馬鹿げた話だが、実害があるとすれば無視できないのだろう。 ...
- 作成日 2016年09月02日
- 23. ミチルのひとりごと「同性愛」
- (コラム)
- 先日のゲイパレードの想い出。 少し肌寒いが晴れた土曜日、ブリュッセル特有の緩い感じでパレードがはじまった。テロ事件の影響だろう、例年よりは警戒態勢が少しシビアになっており、入り口を少し狭めたり、鞄をチェックするような人々を配置はしているが、まあパレードしている人々と、それを見る見物客との境に引いてあるPOLICEと書かれたテープもあまりに低くて、すぐに跨げるような有様。ノリノリの観光客がパレードに許可なく当日参加していても、まったくバレない。 ...
- 作成日 2016年06月09日
- 24. 暖房のない冬の日
- (コラム)
- ... 午後からは幸運にも、友人宅のアフタヌーンティーに招かれていたので、まさかブリュッセル全体の暖房が動かなくなってしまった、なんてことはないだろうと祈りつつ、友人宅へ。一歩家の中に入ると、とても暖かくて、朝からずっと寒くて震えていたミチルは、一人でその暖かさに感激していた。 さすがブリュッセル在住の友人は、暖房事件の話にも驚かない。「分かってるでしょ? 僕たちは今ベルギーに住んでいるんだよ? だいたい何も問題ないことの方が珍しいじゃない? ま、早く直るといいね」と、まあこの調子である。 ...
- 作成日 2016年03月09日
- 25. 地下鉄の検札コントロール
- (コラム)
- ... いそいそと乗り込み、ルイーズ駅で降り、駅のプラットフォームから階段を上がると、なんとそこには、灰色の制服に身を包んだセキュリティ関係の人らしき人たちが、15人ほど物々しい雰囲気で出口の前に立っているではないか。 夜11時を過ぎていたから、普段は人の多いルイーズ駅も、 私たちを含めて数えるくらいしか降りなかった。まさか、またテロ事件でも起こったのではないか! その人たちを見て、何も知らないミチルはドキドキ胸騒ぎ。すると横にいたチルチルが、 ...
- 作成日 2016年02月26日
- 26. 【ミチルのひとりごと】花火の思い出
- (コラム)
- ... 隅田川の豪華な打ち上げ花火を見終わって帰る途中、駅までの道の途中で事件は起こった。私のボーイフレンドは、あまりの人混みで逸れてはいけないと思ったか、後ろも振り返らずに、私の手を取って駆け出した。・・・と思いきや、びっくり。彼は、私の手ではなく、近くにいた別の女性の手を取って、ずんずんと先に進んで行くではないか。 情けないかな、その女性のボーイフレンドも、突然のことにあっけにとられ、ぼうっと私の顔と彼らを交互に見ているだけ。しかし、間違われた女性も女性である。すぐに手を振りほどいて「離して下さい!」とでも叫んでくれればいいものを、なにやら嬉しげに私のボーイフレンドの後ろを大人しく引っ張られるままに、ついて行っているではないか。 ...
- 作成日 2015年07月09日
- 27. 街角フランス語レッスン ラジオ番組プルミエール
- (語学レッスン)
- ... この広告はプルミエールというラジオ番組のシリーズ展開の一つ。おおよそ仲が悪そうな相手が仲良く何かしているイメージをウソっぽくコラージュしています。例えば現首相のシャルル・ミシェルと前首相のエリオ・ディルーポ。ドイツ首相アンゲラ・メルケルとギリシャ首相アレクシス・ツィプラス。 写真のこのイメージは、ある事件を元ネタにしています。それがこちら。 RED or DEADという横断幕には、映画『13日の金曜日』でおなじみの殺人鬼ジェイソンが、ドフール選手の切断された首をつかんでいます。 ...
- 作成日 2015年03月03日
- 28. 舞台:カラオケ・ディアローグス Karaoke Dialogues
- (舞台)
- 船矢祐美子(ふなや・ゆみこ)が出演する舞台カラオケ・ディアローグス。 現代ダンスの舞台で7人のダンサーが、カラオケと哲学的な対話をテーマにパフォーマンスを披露します。「カラオケ?」と不思議に思われるかもしれませんが、だれかが歌を歌ったりはしません。舞台にはモニターが何台も用意され、セリフはそのスクリーン上にカラオケの歌詞のように表示されます。 法律や犯罪に関わる言葉が多く使われます。その言葉に呼応するようにダンサーは舞台で体を動かすという、とても実験的な作品です。なにかしら事件が起きたような設定になっていますが、加害者、被害者、目撃者の役割はダンサー同士で突如入れ替わります。構成は非常に洗練されています。それぞれのダンサーが個性たっぷりで、彼らが体を使って対話する姿に思わず見入ってしまうでしょう。 ...
- 作成日 2014年11月27日
- 29. ファンエイク・視覚革命展 中世ゲントに生まれた超リアルな絵画の衝撃
- (イベント)
- ... 2次元のフラットなパネルに、3次元の世界を表現したこと、さらに細かい観察と描写によって、鑑賞者に現実世界をそのまま見ているような驚きを与えました。リアルな細部表現は、中世では画期的な事件でした。 顔料と油を混ぜることで、半透明な色の層を塗り重ねることができるファンエイク兄弟が発展させた油彩技法が、その後の西洋絵画の方向性を決定づけたのです。ボッティチェッリやレオナルド・ダヴィンチなど、ルネサンスの巨匠も、ファンエイクの革命なしでは生まれなかったかもしれません。 ...
- 作成日 2020年01月31日