- 1. ヴァル・デュー Val-Dieu 悪魔から神へ改名された谷で作られる修道院ビール
- (ベルギー・ビール)
- ... ベルギービールについてお詳しい方は、基礎知識ですが、簡単に書いておくと、、、 中世のヨーロッパ。清潔な水を確保するのが難しかった時代。アルコールや香草で殺菌した飲み物、つまりはビールが安全だとして重宝されました。 そのビールを作る権利を手にしていたのがキリスト教の修道院で、ベルギーの歴史あるビールは、こうした宗教組織の伝統を引き継いでいます。 歴史ある修道院は協会をつくり、ベルギーを中心に「トラピスト・ビール」という称号を作り出しました。キリスト教の修道院が直接運営し、慈善事業などにも参加するのが条件で、新参者が入るのは非常に難しい狭き門です。(リンク) ...
- 作成日 2020年03月06日
- 2. アンビオリクス カエサルのローマ軍に立ち向かった蛮族の王
- (歴史)
- ... 「アンビオリクスは森や峡谷の隠れ場所に逃れ、夜にまぎれて他の地域、他の場所へ向い、護るものといえば四名の騎士より他になく、これらのものに命を委ねていた」 こうしてアンビオリクスは、アルデンヌの深い森もしくはライン川を渡ってゲルマン族のもとに永遠に姿を消した。彼を筆頭として、ベルギーの歴史を見てみると「反逆者」が英雄に祭り上げられることが多い。地続きのヨーロッパ大陸はどこも時代によって勢力地図ががらりと塗り替えられる宿命にある。特にベルギーは欧州連合の主要機関が設置されるほど、「どの大国からも近い」便利な場所にある。結果として、より強い外国に支配されていた歴史も多い。 ...
- 作成日 2016年11月09日
- 3. 紀元前のベルギーとユリウス・カエサル
- (歴史)
- ベルギーが最初に歴史に登場するのは、ローマの英雄ユリウス・カエサルの記した『ガリア戦記』です。 「ベルガエ人」というのが、現代のベルギー人の祖先。 名前が出てくるだけでなく、ガリア全土でもっとも強いとされているのがおもしろい。 ちなみに、当時のガリアとは主にフランス、ベルギー、スイス、オランダ、ドイツの西側の一部のことです。 現代ギリシア語では、フランスのことをガリア(Γαλλία)と呼んでいます。 ...
- 作成日 2014年05月16日
- 4. ベルギー王立美術館本 Royal Museum
- (ブリュッセル)
- 『ベルギー王立美術館 古典美術館名作ガイド』がブリュッセルの王立美術館で販売されています。 執筆は森耕治さん。 王立美術館で日本語の公認ガイドとして勤務しているベルギー在住の美術史家です。 絵画に描かれた聖書の物語、ベルギーの歴史、中世の風習、作品に使われた絵の具の解説、、、かなり詳しく書かれているので、西洋美術全般について知識を深めたい読者には最適の一冊です。 ロヒール・ファン・デル・ウェイデン、ロベール・カンパン、ディルク・ボウツス、ハンス・メムリンク、ヒエロニムス・ボスなど、初期フランダース絵画の巨匠たちからはじまり、さらにブリューゲル親子、ルーベンス、ヨルダンス、ヴァン・ダイクなど絵画黄金期の錚々たる画家の名作が登場します。 ...
- 作成日 2014年05月03日
- 5. ブリュッセル王宮公開 Royal Palace
- (イベント)
- 毎年恒例の王宮の一般公開が行われます! 2019年7月23日から8月25日まで。朝10:30から最終入場時間15:45まで。月曜日閉館。入場無料。 この時期にブリュッセルに滞在する方は、王座の間、豪華な階段など、美しい王宮の内部が見られるチャンスを逃す手はありません。 昆虫をつかったオブジェで有名なヤン・ファーブルの他、伝統的な空間にぽつんと置かれた現代アートも見物です。(好きか嫌いかはさておき) ...
- 作成日 -0001年11月30日