- 1. パレスチナ支援の大規模デモ行進がブリュッセルで開催される
- (ベルギー)
- 11月11日午後、ブリュッセル北駅から中心街を抜けてミディ駅まで、パレスチナ支援者たちのデモ行進が行われた。参加者は警察発表で21.000人という大規模なものになった。主催者のベルギー・パレスチナ協会は45.000人近くが参加したと主張した。 この日、欧州の大都市では同様のデモ行進が開催された。ガザ市民に集団制裁を否応なく課すイスラエル政府に対して抗議の声が上がった。 反イスラエル政府とユダヤ人差別の違い ...
- 作成日 2023年12月13日
- 2. 反戦集会インタビュー:ウクライナ、そして欧州の未来を救え!
- (特集)
- 3月13日にブリュッセルの中央駅に近いアルベルティン広場で行われたデモ集会で人々に話を聞いた。戦争開始から18日目。ウクライナから避難してきた人々も加わり、プーチンのロシア軍の非道を弾劾し、EUとNATOそして国際社会に対しさらなる支援を求める叫び声が繰り返された。 オクサーナさん こちらの方々はウクライナから避難されたのですね? はい。彼らは私の兄の妻(35)と息子(9)です。私はこの子のゴッドマザーなんです。二人は首都キエフに住んでいました。非常に寒いなか、丸二日かけてウクライナからポーランドの国境を越えました。二日前に私が車で迎えに行って、ベルギーに連れ帰りました。 ...
- 作成日 2022年03月28日
- 3. チルチルのひとりごと 国際女性デー
- (コラム)
- ... とにかく、ワンちゃんと一緒に2人は降りていったが、ふと、座席にトートバッグが残されていることに、私は気がついた。忘れ物だ! すぐに女性運転手に出発しないでくれとお願いし、まだ開いていた扉から彼女たちに大声で呼びかけた。「マダム!マダム!」 運よく気がついた黒人マダムは、私が掲げたトートバッグを見て、ああ、それそれ〜、忘れてたわ〜と、戻って来た。安いコットンのトートに、大したものは入ってなさそうだったが、身の回りのものがなくなると本人はそれなりに困るだろう。無事手渡すことができた。黒人が席を取り上げられるどころか、至れり尽くせりだ。20世紀半ばあたりまで振り返ると、たしかに時代は変わった。さらに足りない諸々を手に入れようと、デモ行進も派手に展開したみたい。 ...
- 作成日 2019年03月15日
- 4. ベルギー建国の歴史
- (歴史)
- ... 1830年8月25日、モネ劇場で『ポルティチの唖娘』を観劇した民衆がデモ行進し、一部が暴徒となって政府の役所や役人の家を襲撃。その後、より組織化され本格的な独立運動として発展する。 同年9月23日、オランダ軍は武力により鎮圧を決定し、軍隊をブリュッセルに派遣。王宮前のブリュッセル公園が主戦場となってベルギー独立派とオランダ軍が衝突した。 9月26日、臨時政府が樹立。10月4日、独立が宣言された。この瞬間、ベルギーという国家が誕生した。欧州諸国はロンドンで会議を開き、中立国となることを条件にベルギーの独立を承認。ただし、国土を失うことになるオランダは当然大反対であり、1838年になるまで独立を認めなかった。 ...
- 作成日 2017年07月21日