- 1. セルクラースの像 Everard t'Serclae
- (ブリュッセル)
- グランプラスの一角、常に観光客でにぎわう謎のブロンズ像。触れると幸せになると言われるセルクラースは、どんな人物かご存知ですか? 時は14世紀。ベルギーという国はまだなく、封建制度の領主が支配するフランス語でフィーフ fief と呼ばれる小さな地方に分かれていました。 あるとき、フランドル伯ルイ2世(画像上)が、ブラバント公ヴェンツェル1世の留守に乗じてブリュッセルを突然攻撃し、グランプラスに彼の旗を立てます。ブリュッセルの住民は反撃したのですが、現在のアンダーレヒトのあたりで撃破され、ブリュッセルがフランドルの手に落ちました。 ...
- 作成日 2015年01月24日