- 1. ガレット・デ・ロワ Galette des Rois
- (スウィーツ)
- 新年が明けると、パン屋さんやケーキ屋さんに並ぶお菓子、ガレット・デ・ロワ。スーパーマーケットなどにも売っていますが、なぜか王冠が付いています。日本語に訳すと「王様たちのお菓子」。さて、一体このお菓子にはどういった由来があるのでしょう? 下:ボッティチェリの描いた《東方の三博士》 クリスマスから12日目の1月6日は、キリスト教で公現節(Épiphanie)エピファニー、にあたります。この日、東方の三博士が星に導かれて、イエス・キリストの眠るベツレヘムに到着し、乳香、没薬、黄金という3つの贈り物を献上し、キリストの聖誕を祝福したとされています。日本では、「博士」と訳されていることが多いのですが、「王様」と言われることもあり、実は、ガレット・デ・ロワの名前のROIS(王様たち)は、この東方の三博士に由来しています。 ...
- 作成日 2017年01月05日