- 1. ベルギーでの重曹の買い方とソルヴェーの歴史
- (生活実用)
- ... ソルヴェーの興した会社は、現在も存在しており、例えば冒頭の写真、お掃除用の重曹 Bicar Net (商品名)のパッケージ右下をよく見ると、SOLVAYと会社のロゴが入っていて、嬉しくなります。 ソルヴェーの生きた街ブリュッセル エルネスト・ソルヴェーの足跡は、ブリュッセルの街に今も残っています。しかも、派手に存在を主張するものばかり。 一番有名なのは、アールヌーヴォー建築の巨匠ヴィクトル・オルタが設計したソルヴェー邸ではないでしょうか。(写真上)注文にあたって「金に糸目はつけない」と言われたオルタが全力を注ぎ込んだ傑作になりました。ただし、これはエルネストではなくて、息子のアルマン・ソルヴェーの注文によるものです。まだの方は、ぜひ内部にも入っていただきたい。パパが発明した特許で得た財力の凄まじさを見学できます。(予約制) ...
- 作成日 2020年05月20日
- 2. ボルドー2017
- (旅行記)
- ... ブリュッセルからボルドーまでは、直行便がある。ザヴェンタムだとブリュッセル航空、シャルルロワだとライアンエアーの格安便が飛んでいる。基本的に行きは荷物なし、帰りはワイン満載、という図式なわけで、手ぶらが安いライアンを選択。リュックひとつに最小限の荷物をまとめた。ミディ駅のオルタ広場のそば(Rue de France)からシャルルロワ空港までシャトルバスが出ている。 https://www.brussels-city-shuttle.com/en#/ ...
- 作成日 2017年04月19日
- 3. マルベーク駅の「オリーブの木」
- (コラム)
- ブリュッセルの地下鉄メトロの各駅には、それぞれ個性的なアートワークが施されて、ともすると画一的な印象になりそうな公共交通機関の環境に彩りを与えている。中心街のブルス(元証券取引所)にはシューレアリスムの巨匠ポール・デルヴォーの描いたトラムの壁画があり、オルタ駅にはアールヌーヴォーの巨匠ヴィクトール・オルタの作品の一部が前庭に設置されている。 2016年3月22日に発生したブリュッセルの空港地下鉄爆破テロで被害に遭ったマルベーク駅は、画家のブノワ・ヴァン・イネス氏の印象的な肖像画が、文字通り「駅の顔」になっていた。シンプルな黒のラインで描かれた男性の顔、女性の顔は、今となっては泣いているようにも見え、つい涙を付け加えたくなる衝動がわきあがる。 ...
- 作成日 2016年08月11日
- 4. ベルギー国内電車・時刻表の見方
- (旅の基本)
- ... 3.車両にはシンプルに1と2と記されています。1等車と2等車の意味です。普通にチケットを買うと2等車ですので、2と書かれた車両に座ります。朝晩のラッシュアワー以外は、普通車両でも十分快適に旅ができます。もちろん、さらに優雅に旅をしたい方は1等車へどうぞ。 【旅の風景】 ブリュッセル中央駅外観 ブリュッセル中央駅構内(この駅のデザインはアールヌーヴォーの巨匠ヴィクトール・オルタ) ...
- 作成日 2015年01月02日
- 5. 人類情熱の神殿 Pavillon des Passions humaines
- (ブリュッセル)
- サンカントネール公園の片隅に、ヴィクトール・オルタ Victor Horta 設計の「人類情熱のパビリオン」があります。内部は普段非公開ですが・・・ その壁面にはイタリアのカッラーラ大理石で作られたレリーフ彫刻が! 1986年から98年にかけて製作されたジェフ・ランボー Jef Lambeaux の作品。「人類情熱」を大きなテーマにして、人間の喜びや悲しみ、愛や苦しみなど幅広い感情の起伏をアレゴリーで表現した大作です。2015年からは夏期に週に数日公開される予定です。 ...
- 作成日 2014年09月24日
- 6. ボザール・ブラッスリー Bozar Brasserie
- (ブリュッセル)
- 肉が食べたければここ。名店ラ・ぺ La Paix のダビッド・マルタンが手がけるボザールの中にある店。(文・宮崎真紀/ボナペティ) Palais des Beaux-Arts Rue Baron Horta, 3 1000 Bruxelles +32 2 503 00 00 サイト アールヌーヴォー創始者ヴィクトル・オルタは、第一次大戦後、政府の要請に応え都市改革計画に参画。国鉄の中央駅やボザール(芸術館)を建築。ボザールには、美術や音楽関係の専門店とブラッスリーも併設した。画期的な着想は、現代では普通となった、美術館内のブティックやレストランのはしりである。 ...
- 作成日 2014年08月22日
- 7. ラーケン王宮温室
- (イベント)
- ... 当時、ブリュッセルでバラの見習いをしていた若きヴィクトル・オルタも、この温室の設計に携わっており、その後のアールヌーヴォーの誕生に、この時の経験が多いに影響しています。温室が実際に建設されたのは1874年から1876年の間です。 中心にある大きなドームの建物が「冬の庭(Jardin d'Hiver)」です。背の高いヤシの木が何本も立っています。レオポルド2世は、これが完成するとすぐにレセプション会場として使用しました。 ...
- 作成日 2021年05月05日
- 8. ブリュッセルの文化遺産オープンデー
- (イベント)
- 2018年9月15日、16日の週末は、ブリュッセルの遺産DAY。無料で一般未公開の歴史的建造物に入ることができます。 かなりの数の歴史モニュメントが公開、もしくはガイドツアーが企画されていますが、とても全部回るのは無理! 青い鳥編集長のオススメの厳選物件をご紹介しましょう。 オススメ・スポット 【オルタ物件】 ●FRISON HOUSE Rue Lebeau 37, 1000 ...
- 作成日 2018年09月14日
- 9. ラーケン王宮温室2018年特別公開
- (イベント)
- ... 当時、ブリュッセルでバラの見習いをしていた若きヴィクトル・オルタも、この温室の設計に携わっており、その後のアールヌーヴォーの誕生に、この時の経験が多いに影響しています。温室が実際に建設されたのは1874年から1876年の間です。 中心にある大きなドームの建物が「冬の庭(Jardin d'Hiver)」です。背の高いヤシの木が何本も立っています。レオポルド2世は、これが完成するとすぐにレセプション会場として使用しました。 ...
- 作成日 2015年04月26日
- 10. ノクチューン Nocturnes
- (イベント)
- ... *以下すべて9月25日(木曜)17時から22時まで オートリック邸 Maison Autrique Chaussée de Haecht 266, 1030 Schaerbeek ヴィクトル・オルタの初期の建築です。企画展を実施中で、テーマは「戦争とオモチャ」。戦中のレトロなオモチャが邸宅のあちこちに展示されています。 http://www.autrique.be/intro.midday.html ...
- 作成日 2014年09月22日