- 1. エグモント伯 Comte d'Egmon
- (歴史)
- エグモント伯(Lamoral d'Egmont、1522 - 1568)は、神聖ローマ帝国のカール5世、その後を継いだフェリペ2世に仕えた貴族である。スペインの圧政に対抗し毅然とした態度を示し、死をも恐れなかった郷土の殉死者としてベルギーでは尊敬される人物である。 16世紀当時のベルギーとオランダは、スペインを頂点とする神聖ローマ帝国のネーデルラント属州という立場にあった。 カトリック教の強いスペインに対して、ネーデルラントでは宗教改革によってプロテスタントが誕生し、教会の聖像を破壊するなど社会不安が広がっていた。 ...
- 作成日 2018年01月07日